行ってきました〜寅次郎忘れな草

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「ちょっと右手の角度、甘いで。」(鉄人ダメ出し)

18日、日曜。昼から新長田にてヴィンテージの稽古。
今週の本番を前に、やっと全員稽古場に揃った。
最近はちょっとずつイラついてきました。

ヴィンテージのメンバーは相当がんばったはります。
舞台に上がるなんて、この人たちにはたぶん、
どえらい冒険なんだから不安も多いことでしょう。
ま、しかしそういうのはたぶん当日になったら(舞台出ちゃったら)
忘れてしまいはるんでしょうけど。

ただ、どうも自分ひとりでカリカリしとる。
舞台やんの久しぶりだからなあ。芝居という意味では
丸1年ぶりだし。なんかストレスたまってる。
どうも自分の持って行き方がね、なんかシックリ来ん。
なんか下手になったなあ、ワシ。
ちょっと腹立つ。
どうも、年くってしもて
「アー、そういうのはもうどうでもええー」と
気軽に考えられなくなってしもてるみたい。
癇癪ですな、じじいの。

今日は午後10時までのぶっ通しなんだが、
オレは途中で抜けて、大阪・難波へ。

遠いな、新長田から難波は。

午後4時に湊川リバープレイスへ。
旭堂小二三が25日の独演会を前にして
FM大阪の番組ゲストで告知するので、新作書いた作家として
一緒に出るのだ。

早く着いた時間を使って、ヴィンテージの舞台美術の打ち合わせ。

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舞台美術家の喜多理絵がわざわざ模型持って
出てきてくれて、カフェの中で説明してくれる。
喜多ちゃんは小二三独演会の舞台も手がけてくれている。
若い。そして美人。
去年の「中條健一20周年記念公演」から組んでもらってるが、今回で
4本目になる。
ちょいとイメージ伝えたら、こっちが予想もしないような
美術プランをひねり出してきてくれる。普段は吉本新喜劇の美術も
手がけてるが、あのうるさ型の多い新喜劇でセット作りながら
なおかつアーティスティックな姿勢を持ってて、
感性が小さい身体からはみ出してる。

喜多ちゃんとは、いつか
「舞台美術から先に作る芝居」をやろうと約束してる。
まずなんでもいいから、好きなように美術を描いてもらって、
そこから物語を書き、役者を決めていくという作り方。
けど、それやれるまで何年かかるかなあ。
そういうのができる力量を、早く持てるよう精進せねば。

今回のヴィンテージの美術はダンボールを使う。
少ない予算の中で、しっかり美術家のイメージを膨らませてくれた。
いかん、こっちのテンションも早く切り替えないと。

午後5時にFM大阪に入り、午後6時から「なにわルネサンス」の収録。

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FM大阪は初めてだ。
FMって、空気違うんだよ。AMと違って。シャレとるんだ、いちいち。
オレはやっぱしAM体質だと実感。
けどラジオはいいなあ。
どっかでラジオ、やらせてくれませんかねえ。
お話、待ってます。

で、40分ほど喋って、すぐさま阪神電車で神戸に取って返す。
助かるなあ、難波〜三宮が直通になって。

関係ないけど、大阪の市営地下鉄に乗ってて、あることに気づいた。

大阪市のポスターに書いてある、「人権標語」にひっかかった。
車内のポスターに
「やめておく いじめ、いじわる、いやがらせ」

おかしくないか。
「やめておく」って、使い方間違ってんじゃないの。
なんか、「やめておく」って、
「今日はここまでにしといたる」な感じ、プンプンせんか。
「けど・・・そのうち、またいじめたらああ!!」って含み、残らんか。
「やめて」、「おく」んだもん。
おいといたらあかんのちゃうか。
「やめなさい」とか「やめましょう」にせなあかんのちゃうか。

気になるなあ、こういうの。
大阪市って、言葉のセンス、悪い。

しかしこういうことブツブツ言うてるって
やっぱジジイになったんやなあ、ワシ。

午後8時半、稽古場に帰還。

稽古場に、照明の坂本さんが来てくれてた。
先週の火曜日、照明チーフの森田さんと見に来てくれて、
それ以降、本当はもう稽古場に来れないということだったが、
芝居の流れを確認するためにわざわざ時間割いて
京都から出てきてくれたのだ。

今日はスタッフに感謝の日である。
しかも、みーんな、女性なんだよ。
いやー。
やっぱ、あらゆる意味で、陣容は女性で固めるに限るなあ。
気遣い、違うからなあ、女性は。
男はダメだ!!本気でそう思う。

今日はスタッフのおかげで鬱々してた気分を癒してもらった。
ハッキリ言う。

好きです、女。

明けて19日、月曜。
午後8時に谷町九丁目のスタジオで、
小二三の新作講談『踊るシジフォス!1615
・慶長二十年のやたけた踊り』のリハーサル。
振り付けの登内千恵さんと、スタジオのダンサーさんたちと一緒に
「総踊り」の場のリハーサル。
講談でダンス?と思われるかも知れないが、
「大阪夏の陣」を舞台にしたこの講談では、徳川方に追い詰められた
大坂の民衆が、燃え落ちる大坂城を背にやけくそで
踊り狂う「やたけた踊り」のシーンを挿入してるのだ。

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今日はNHK大阪のスタッフが撮影に入っている。
このリハーサル模様は
今週土曜、24日の午前10時50分〜午後12時
NHK総合テレビ『ぐるっと関西おひるまえ』(関西のみ)の中で
紹介されます。
BKにもやたらお世話になってるなあ。
そういや司会の田中さなえさんって、昔、神戸のサンテレビで
司会やってたなあ。何度か、出演させてもらったことあるんだよ。
15年くらい前よ。懐かしい。

ま、ぜひご覧あれ。

登内さんにもなあ。
お世話になってるよなあ。
もう、男はいらんわ。
役者もスタッフも、女性だけでええわ。
使えんもん、男は。
キライ。

さあ、この、女に惚れっぽくてすぐにフラれる関西の寅さんは
一夜明けて本日水曜は新宿におります。
これから渋谷に回ります。

フラフラしたやくざな日々を送っております。
本日は1時間の打ち合わせを終えたら、また神戸にトンボ帰りです。

ダッシュ東京!!の模様は、また後ほど。
次回のタイトルは
「行ってきました・寅次郎サラダ記念日」です。

てなこって。
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行ってみます。

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↑「僕、背、高いやろ?」


告知です。
10月18日(日)、深夜24:00〜
FM OSAKA 『なにわルネサンス〜大人の文化村〜』
に出演します。旭堂小二三と一緒に。
「なにわなピープル・人物列伝」というコーナーの
ゲストだそうです。
けどワシ、神戸の生まれやけど・・・。
あ、小二三、大阪生まれだしな。ま、ええか。
よろしければお聞き下さい。

・・・日曜の24時か。
この時間帯は、オレの世代なら『鶴瓶・新野のぬかるみの世界』だわ。
なにを隠そう、ワシはハタチの時、
「ぬかるみの世界」放送前のOBC(ラジオ大阪)に押しかけて
新野新さん(放送作家)に弟子入り志願したことあったっけ。
スッパリ断られたけど。
・・・ケツ、青かったなあ・・・。
放送作家になろうとしてたんやな・・・ワシ。
ま、行ってみます。

11月5日は福知山の市民集会、11月11日は奈良の大学に
講演しに行くことになりそうです。
お近くの方、よければ来てね。
また詳細お伝えします。
こっちも、ま、行ってみます。

今日も新長田へ「ヴィンテージ」のリハーサルに
行ってきました。

リハが終って、元町に帰ってきたら
どうも無性に「そういう気分」になって
驚くなかれ
飲み屋に入って一人で呑んだぜ。

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ど、ど、ど、どーだい。
梅酒だけど。
しかも、一杯呑んだら完全に回ったけど。
フラついたわ。

何年ぶりさ、こういうミニイベント。
一人で酒飲むなんてー。しかも夜中の飲み屋で。
飲めもせんのに。

オリックス、岡田監督誕生、か。
よし来年はオリックスを見よう。
試合よりも、ずっとダグアウトの岡田監督を眺めてたい。
考えたらオレは阪神タイガースそのものより
岡田監督のファンだったんだなあ。

あー。そいから。
ヴィンテージと独演会、もしも連チャンで
来てくれるような人いたら、
受付で両方の公演のチケット見せて。
オレが出て行って、缶コーヒー奢るから。自腹だ。
自販機のボタン、オレが押したげるから、親指で。
だから微糖か加糖か指定してや。

けどオレが押すのは女の子限定な。
男は自分の指で押せ。もちろん、人差し指でな!!

えーと。なんだ。

もうええわ。知るか。
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続・行っております。

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↑高層マンションに戦いを挑む鉄人28号@新長田。


来週末にはまとめて2本、舞台の本番がやってくる。
なんせ「再生の町」終わりでばかばかになっていた頭のせいで
「ヴィンテージ」旗揚げ公演の台本(「私らゼッタイ!」)も
旭堂小二三独演会の新作講談も仕上がりが遅れに遅れて
しまいましたが、先週、ようやく二本、上げることができました。

本番二週間を切った時点でなにをやっとると言われるかも
ですが。
まあ、しんどかった、本当。
「私らゼッタイ!」の方なんか、もう最後のシーンはとにかく
パソコンに向かってなかなか書き出せず、
時間もなくなり、どうしようもない!!というあたりまで
切羽詰りましたが、ついに「最終手段!!」と一念発起、
レポート用紙を持って喫茶店に行き、格闘2時間。
なんと二十年ぶりに「手書き」で書き上げました。

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読めねえ。字が汚くて。
もう、行間から断末魔が聞こえてくるようだ。
「書けるんならパソコンでやりゃいいじゃん」と
軽くおっしゃるあなた。チッチッチ。そんなもんじゃないのだ。
ダメになったら、とにかくあかんのだ。
やり方バッサリ変えないと、なんせ無理。

難しかった、この本は。

書き上げて、フラフラになって稽古場に行ったら
出演者の皐月さんが帰国していた。
やたらアクティブで、「コンテンポラリーダンス」のイベントに
出るため、ドイツに行ってはったのだ。

皐月さんは脳性麻痺で、車椅子に乗っている。
稽古場にはいつも介護の若い女の子と一緒に、
神戸まで1時間半かけて出てきはる。

今回の芝居では、皐月さんには「車椅子に乗った総理大臣」役を
やってもらいます。

たまたま政権が転がり込んできた政党の党首が
「車椅子に乗ってる人を総理にすりゃ、誰も文句言わんだろ」
ってあり得ない理由で総理大臣にしちゃった。
で、「あくまでお飾りだもん」と党首は陰で言い放つ。

「自由な人間が不自由な人間の気持ちはわからない」と感じてる
この総理は、「この国を世界最高の福祉国家にするため」に、
憲法を変えて軍隊を持とうとするある一派の人々と
密かに手を組み、取り引きをする・・・という設定。

こういう芝居を、皐月さん自身にやってもらうということの意味を
感じてもらうことが
今回の「ヴィンテージ旗揚げ公演」の大きなテーマです。

しかし、多少の不安も感じる。
ええんか、こんなん、と思う自分もいる。
ワシみたいに健康にだけは恵まれたような人間に、
こんなナメたような芝居、やる資格あんのかい、って。
しかも、これ、喜劇なんだよ。アホみたいなギャグばっかし
入れてる芝居なんだよねー。
まあ、やってみなきゃわからんなあ・・・と考えてたら。

稽古の休憩時間に皐月さんが来て
「ある人から、”あなたたちは
神様から選ばれた人なのよ、だから
障害に負けず頑張って生きなさい”と
言われるんです」と言う。
オレはそれが、ある種の”励まし”
なんだと思い「あー、そうなんだ」となんとなく答えた。
そしたら皐月さんが
「そんなこと言われんの、キライなんです」。

ちょっと笑った。
そうだよな。
そんな無責任な励まし、ねえよな。
選ばれし、って、なんだよ。神様そんな選び方すんなよって
誰でも思うもんな。
あははははって、ワラっちゃったよ。

で、もういいや、やっちゃえって決めました。

この芝居のラストで、ワシは
車椅子の皐月さんをど真ん中に置いて、
出演者全員(内閣閣僚の設定の女性陣)、
機関銃の乱射でナギ倒すという演出を
思いクソ、やっております。
車椅子乗ってる人と
全部、四十代以上の女性ばっかり9人、
機関銃でとにかく撃ちまくります。
蜂の巣にしてやります。
小さな舞台でしかできんよ、こういうことは。
つうか、小さな舞台だからこそ
やんなきゃいかんよと、思う。

「バンバン撃ちますけどいいっすか」と言ったら
皐月さんは、けっこう喜んでくれてました。

撃ちまくりますけど
なかなかいいシーンにできると、
ちょっと自信持ってます。
一見の価値アリ。
チケット、絶賛発売中。
つうか、予算ないんだ、是非見に来てください。
近くに鉄人もいるからさ。
お問い合わせはダンスボックスまで。

で、「ヴィンテージ」のあとには独演会。
25日の独演会もチケット、頑張って売り出してます。
なんせ独演会なんで小二三が一人で、もう大変なんす。
応援したってくださーい。
ちなみに10月24日土曜のお昼、NHK(大阪)で
旭堂小二三の「プチ情熱大陸」みたいな番組、
流れるらしいです。
独演会の稽古模様も流れるそうなので、こちらもよろしゅう。

そして11月入ってすぐに
福知山市の市民集会に講演で伺います。
楽しみだ、福知山の温泉・・・。

あー。地方に行きたいなあ、芝居やりに。
どっか、ヴィンテージを呼んでくれんか。
行きまっせ、四十代以上が固まって・・・。

またレポートします。よろしく。
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「キネマ旬報」10月下旬号に・・・

『キネマ旬報』10月下旬号の「tele-jun」時評に
『再生の町』評(石飛徳樹さんコラム「『再生の町』は
勧善懲悪の構図を否定する」)が掲載されています。
あのアコガレの「キネ旬」でご評価いただけるなんて
まあ、どうしましょ。ホホホホホ。

放送終了後には、あの
「ふぞろいの林檎たち」や「兄弟」を
手がけたTVドラマ界の超大御所・
大山勝美プロデューサーが毎日新聞の
ドラマ時評で取り上げて下さり、
またわざわざご連絡下さって、
お誉め下さいましたのよ。
本当にありがたいことで御座います。

やだ、ノボせるわあ。
あからさまにカンチガイ起こしそう・・・。

しかしこのように今後も臆面なく
「ホメられ情報」はビシビシご紹介します。
ヤらしいと言われてもいいの。
だってやっぱりホメられて伸びるタイプですもの。
ホメらんなきゃ書けないやつなのおお!!

(でも、おねーちゃんとかからは
チクチク貶されたりするのの方が若干好きです。
ここはキッパリしときます。)

でも怒られたりけなされたりについては
耳に指突っ込んであーあー言うて
全部なかったことにいたします。
(だいたい、ダメだったことなんか
他人から言われなくても自分が一番
わかってるもんなんだもの。・・・ねえ?)

その旨、ご了解下さいませ。
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行っております。

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等身大の鉄人28号が出現した神戸・新長田。
アートシアターdB付属
神戸市民劇団「ヴィンテージ」の10月旗揚げ公演の
稽古に通っております。
私、「芸術監督」なもので。

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「年齢40歳以上限定」で創立したヴィンテージ。
6月に「試演会」をやってから、メンバーが増えて
全部で9名。
40代が5名。そこから・・・が4名。見事に全員、女性。
前に一度、定年後すぐの男性が面接に来られたのですが
すでに入っている女性メンバーたちの「濃さ」加減に
ヒイたらしく、翌日には辞退の電話が入った。

基本的にみな演劇経験なし。

稽古場でのワシはほとんど猛獣使いである。
いや、羊追いのペーターか。
なんせこの人たちは皆が皆
自分自身の興味の向くことのみに貪欲である。
自分自身の注意が引くことのみに忠実である。

この人らは
次回の稽古の予定を決める時、その日が
自分の都合の悪い日だったら
「稽古やめてください!!」と叫ぶ。
基本、オール・フォー・ワン。
そのワンとは、「私」。

この人らは
オレが演出席にいて稽古つけてて
ちょっと判断に迷って腕組んでたら
「ファイト!」と励ましてくる。
芝居始めて来年で20年になるが
稽古中に役者から「ファイト!」と言われた経験はない。

この人らは
今回の公演は予算がないから
芸術監督は無償ですとプロデューサーが発表したら
一斉に笑いながら拍手した。
嘘でもいいから、ちょっと気遣って欲しい。

書き出すとキリがない。
とりあえず自由奔放。
やはり、人間は40過ぎたら強いな。
それも女性は。

正直言って「演劇」をやるためのスキルはない
完全に素人だし、訓練も積んでいないから
たどたどしいし、セリフ覚えるのも
つけた動きを再現するのも、もお大変ってのは、
そんなのは当たり前なんだが。

しかしこの人たちには
リアルな「生きてきた背景」がある。
それがなにより大きくて、毎回、衝撃を受けるのです。
とことん専業主婦もいるし、
身体に障害を持ち車椅子で通う人もいるし
自分のルーツにしっかりとこだわりを持って生きてる人もいる。
バラバラに散らばった40歳以上の
今までお互いなんら関係もなかった女性たちが
芝居をするということ一点のみで繋がったという
まあ、ある意味、奇跡的なことだと感じさせてもらえます。

しかも、回数重ねたら妙にうまくなってきてるのが
なんかワラける。
初見の台本の本読みしたら、最初の頃と比べて
格段にテンポよくなった。
反復って、やっぱスゴイな。
それになによりも
とにかく与えられた「役目」を”形にしたい”という
”真摯さ”には頭が下がる。

いや、まあ、正直言って
実は私はこの1,2年、関西で(自分のフィールドでということね)
「芝居を作る」ということにほとんど失望していたのです。
あきらめてた、というか。

とくに、自分の周りにいる
「自称プロの役者」らの”ヌルさ”加減、に。
ま、ヌルい体質だからワシみたいな甘い人間の周りで
ズルズルと芝居らしきことやってんだろうけど。
「芝居」に対するギリギリの”真摯さ”を
求めることはやめようと、ちょっと決めてた。

プロフェッショナルな現場というものには
舞台にせよドラマにせよ、
俺にとっては仕事として
イヤってほど突入して、ビシビシやってるんだから
もう、自分が自分で作るような小さいセコイ芝居には
”芝居に対する真摯さ”なんて役者に求めんのやめよーと
決めてたわけですな。
どうせ最後にゃガッカリして
しんどい気分になるばっかりだし、さ。

けど、だ。

「ツキイチケイコ」っていう集まりでは13歳以下の子供たちと、
「ヴィンテージ」では40歳以上のアマチュアの女性たちと。

つまり、
「私はただイッショウケンメお芝居やって楽しみたい」ってだけの
余計な思惑事が一切入り込まない
直球・ストレートな人たちと一緒に組み合ってみたら、
「ああ、やっぱ、まだこういうのやってたいなあ」と
思い直させてもらえたわけですよ。

ほんま、感謝せなあきません。

さて。
本日、東京より
ワシの必殺エージェント、久々に来阪。

大阪・梅田にて
生き馬の目を抜く中央業界の情勢レクチャーを受けつつ
今後の仕事進行の報告を聞き、
展望、および戦略会議をバシッと開催。
ついでにビシッと叱咤激励いただきました。

ここんとこ、あっちゃこっちゃから
お問い合わせやらお誘いのメールが入ってきてるし、
企画もガンガン進んでく。
またバッタバタがやってくる。
もお、ビシビシ、始まるぜ。
来年、再来年と
迷わずガシガシ進んでいきましょう。

ここ一月半ほど人ゴミに紛れて
リハビリばっかりやってましたが、
もういつまでも大人しくしてられまへん。

それでは再び動き出します。

とりあえず10月23,24はヴィンテージ。
25日は旭堂小二三独演会。
そいで、次に・・・。


なんせ、どうぞよろしく。

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続・行ってきました。

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10月25日は神戸市長選挙です。
ついでに言うと旭堂小二三の独演会当日だ。
ちなみに23,24日は新長田で劇団ヴィンテージ旗揚げ公演。
目白押しですなあ。

で、今日はその市長選挙に立候補する
樫野考人氏の決起集会というのにお招きいただき
行ってきました。

震災前に神戸でやってた劇団になにかとご支援
くださった大石欣則さんからご連絡いただき、大石さんが
応援している樫野氏に激励メッセージをというお話。
で、1分間だけスピーチをとお座敷かかったので
お伺いした次第。

大変だね、神戸市政も。
お話聞いてると、ふむふむ、うーむ、という問題に
「なるほどー」とうなづいてるだけなんだが。

『再生の町』の脚本家ということで、最近、行政関連、
市民フォーラム、学生・・という集まりからよくお声を
かけていただく。前回も書いたが、オレは
「呼んでもらってお互いなんか意味があるなら」
どこでも出て行く。
もちろん仕事の一環である。
まー、誤解されると困るけど、それで儲かるもん
でもない。
ま、どっちかっつうと興味優先である。

ちなみに本日の集会は当たり前だが無償である。

正直なとこ、政治に関してはノンポリである。
しかしまあ、アンシャンレジームに対する問題意識くらいは
持っているつもりである。
樫野氏は46歳で、圧倒的に強いとされる現職候補に
単身、挑んでいくという構図。
しかもオットコマエ。
一応神戸市民として、どっちなんだと問われたら
そりゃあ、まあ、将来に希望を抱ける人が
市長になった方がいいに決まっている、と答える。

これまでの神戸市政は
少なくともワシらのような舞台(まあ、演劇関係だなあ。
いや、老舗の団体とか、品のいいとこは知らんよ)
関係者になにか明確な援助をしてくれたことはないと
認識してる。ま、神戸はなんせジャズとクラッシックよ。
サロン文化満開だから。
他の下品なもんはハナっから相手にゃされまへん。
私らなんか特に。

いや、まあ、実はそれでいいんだ。

正直、若いもんがやる小演劇なんか行政のひも付きで
やっていいもんじゃないと思っているし、
もっと言うと行政に支援されてやる小演劇
なんか表現としてクソと思ってる。
(二十代やそこらで芝居やるのに
「助成が少ない」とかほざいてるそこのタコ。
助成の少なさよりセンスのなさを嘆きやがれ。)

ただ、他のジャンルの文化行政を眺めてると
「ダセっ」としか思えん、それだけである。

・・・で、じゃ、ほかに問題点は?と問われると窮する。
そりゃ答えようと思えばなんとなく答えられるし、
それくらいの最低限の知識くらいはあるつもりだけど。
しかしだ。
劇作家とか脚本家はあくまで作品の中に
批判意識を籠めてればそれでいいんだ、と思います。
たかが物書きなんだから。
ハイ。

いずれにせよ、なにかどうしようもなく
八方塞になったことを打破したいと考えて
壁に向かって立ち上がった樫野氏の
強い決意に対して、言葉を
述べさせていただきました。
いや、まあ、年下の分際でおこがましいことですが。

(しかも脚本家つっても今はなにも書いてないから
日銭欲しさに毎日、工事現場に立ってる一労働者
なんだけど。今日だって雨で現場休みだったけど、
ガッツリ、安全靴、履いてたしな。そんなやつ、
他のスピーチしてる人に、いやしねえよ。
みんな、「脚本家」だと信じてたぜ。
誰も昼間の正体を知らずに・・・。くくくく・・・。)

・・・失礼致しました。

しかし500名のホールが満席で立ち見も出てた。
満席って、いいよな。
何年そういうの経験してないかしらん。
ヴィンテージも御客さん、入って欲しいなあ。

今回は投票率、上がらなきゃいけませんなあ。

そうだ。
司会の大石さんに「『再生の町』脚本家の・・・」と
ご紹介いただいたら
「見てたよ!」「よかったぞ!」などとあちこちから
温かいお声をかけていただいた。

嬉しいなあ、こういうのは。
なんせね。
ようけ若い役者は回りにいてるのに、
こいつらからドラマの感想とか
聞かされたこと、一回もない。
興味ないんでしょうな。
さすがヴィンテージのメンバーは
よく観てるけど。年の功、つったら
また怒られる。

だから、直に皆さんから
お声をかけていただくと
(集会に出て行った趣旨とは違うんだけど)
やっぱ書き手、一スタッフとしてね、幸せです。

ありがとう御座いました。

えー。
たかが本書きですが
だからこそ未知の方々にお会いできるなら
お伺いしてその現場をこの目で見たいと願います。
また、なにかを書ける力をつけるために。

また呼んでくださってるところへ行ったら
ご報告します。

なんせお調子者なんで。
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行ってきました。

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LEC梅田駅前本校。
講演会「『再生の町』を書いた理由(わけ)』。
午後2時から2時間、やらせていただきました。

タイトルはLECのスタッフの方が考えてくださったんですが、
まー。理由たってなあ。仕事だしなあ、ってな
身も蓋もないことではなく、なんというか
一応、「書き手」の立場から執筆の流れとか
考えとか・・・。
参加くださったのはLECで国家試験合格を目指す
受験生の方々で、まあ、なんちゅうか本気と書いてマジ、
な方々である。140数名。しかもほぼ99%、昨夜の
『再生の町』最終回をご覧になっている。

なんだか、LECの札幌やら東京やら、日本中の
教室に同時中継していたそうな。

申し訳ないなあ。
ほんと、ただの書き手だし。実際は専門的なことに
めっさ精通してるわけでもなし。
とりあえず「再生の町」の資料を持てるだけ持っていって
チラチラ見ながら進めさせていただきましたけど。
まあ、なんか
「愛してる作品」なんで。
自分なりにお伝えしたいことは必死で伝えよと
したつもりですが。
1年かけて作ってきた大事な作品なもんで。
うまくはまとめられなかったっす。

もう、ほんま、すいません。喋り、下手で。
あーとかうーとか言うてるばっかやしねえ。
途中で酸欠起こしてたし。
仕事の前はメシ食っていかなあきませんなあ。

稽古場で役者相手ならー、疲れもせず3時間は
一人でベラベラ喋れるのに。
もう、ほんっま申し訳ありませんでした。
反省してます。

なにより、今回の作品を一緒に作ってきたスタッフの
皆さんに申し訳ない。
肩書きは「作・脚本」つっても、ひとつのチームの総力使って
作り上げてきたものを、なんかねー、
一人で書いたみたいな面してるようで申し訳ない。

んじゃ講演会なんか引き受けるなよって言われると
また弱いー。

そら、いただける仕事は引き受けるからなあ、
家族で食う米のために。

申し訳ない。

てなわけでほんと、
皆さんにご迷惑おかけしました。
わざわざおいでいただき、ありがとう御座いました。
ほんますいません。
けど呼んでもらえたらまたどこでも行きますー。
・・・お米のために。

けどなんかー。参加なさってる女性方が
皆さん妙にお綺麗でした。

ハッキリ言います。
そんなとこばっかし、見てますっ!!
眼底内蔵デジカメ、カシャカシャいうとりました!!!

・・・・てなわけで。

『再生の町』全5回、無事に放送終了しました。

一ヶ月はあっという間でした。

ご視聴くださった皆様、本当にありがとうございました。
「ふざけんなボケー」にしても
「よかった〜」にしても
皆さんが下さるご評価は
すべてが正しいと思っております。

本当は放送全部終わったら
あー、あれも書こう、これも書こう
なんて考えてはいましたが。
つらつら言い訳するのもねー。

かつてジャイアント馬場さんが言ったという
「一度発表したカード(対戦表)はもうお客さんのもの」
という名言がありましたが、
ちょっと外れてるかもですが、同じ思いで御座います。

ただこれだけはと思いますが、
一脚本家として、
本当に何年に一度、いやもしかしたら何十年かに一度の、
そういう貴重きわまりない「最高の物づくり」を
させてくださったNHK大阪放送局『再生の町』
製作班の皆さんに
心からお礼を申し上げたいと思います。

またそれができたのが
自分が馴染んだ地元・関西の現場だったということに
幸福感を強く抱いております。
本当にありがとう御座いました。


9月はいろんなことがありすぎました。
10月も、またいろんなことがあるようです。
年末までに舞台が3本、
ドラマは秋に1本、予定しております。

いろんなことがありすぎて
正直、心はすでに骨折してます。
折れたとこから、涙汗が漏れ出している感じです。

けど、まあ。

「本日も平穏、好日」。

たとえ仕事の上で、
思いも寄らない裏切りとか
どん底の絶望とかを感じた
そういう決定的な日を迎えていても
それはあくまで私情と線を引き、
仕事の日程メモにはかたくなに
「(町は)本日も平穏、好日」と
毎日毎日同じことをひたすら書き続けていた、
高岡春馬の、あの生き方のように高潔に

このブログも書き連ねていけたらなあ、と

ま、100パー、無理なことを考えています。

ありがとうございました。
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NHK土曜ドラマ『再生の町』

saisei.jpg

「地方自治体の財政破綻と再生」。自分たちの
ふるさとを守っていくため、何を残し、何を削るのか・・?
「まち作り」のあり方を問う行政ヒューマンドラマ。
「地方公務員」を主人公にした、大阪発ならではの
本格社会派ドラマです!

バブル期以降、巨額の公共事業投資などによって
大きな負債を抱え、財政破綻寸前の大阪の架空の市
「なみはや市」。前市長の「負の遺産」を背負わされた
新市長は、「財政再建プロジェクト」に
6人のメンバーを招集する。
医療、福祉、教育などの切迫した現場と向き合い、
「苦渋の選択」を迫られながら究極の「コストカット」に挑む
プロジェクトメンバー。そんな彼らを、さらに抵抗勢力の
激しい反対が襲う。
悪戦苦闘の末、彼らが作り上げた「財政改革案」が
市民の理解を得て、議会を通過するまでの過程を
スリリングなタッチで描く〈オリジナル作品〉。

〜公式プレスリリースより〜

【放送】2009年8月29日〜9月26日(予定)
毎週土曜日・連続全5回
総合 /午後9時〜9時53分
BS hi /午後6時〜6時53分
     (但第一回放送は午後5時〜)

【作】 
菱田信也

【音楽】
寺嶋民哉

【出演】
筒井道隆

牧瀬里穂
段田安則
南果歩

岩本多代
矢島健一
久保山知洋
阿南健治

桂吉弥
小西美帆

佐川満男

上杉祥三
山西 惇

水崎綾女

石倉三郎
長門裕之

吉田栄作
近藤正臣
岸部一徳

【演出】
吉田努・安達もじり

【制作統括】
青木信也チーフ・プロデューサー

NHK大阪放送局 制作番組
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ああ、子供さえいなけりゃ、ね。

かなり知られたエピソードですが。

かのJ.F.ケネディは、あのキューバ危機の真っ只中、
世界を震撼させた「13日間」、ずっとつぶやいていた言葉が
「あー。この世に子供さえいなきゃーなー」だったそうです。

別に、新しいおねーちゃんができて、身の振り方考えてたわけ
じゃあございません。

キューバの背後に立つソ連に対し、これはもう核のボタン
押すしかないかという、なんせギリギリの選択を迫られ、
思わず吐いた苦悩の言葉だったのです(実際は
「この地球上に子供たちさえいなければ
こんな選択は容易に判断できるのに」です)。

ああ、この一言だけで、ケネディがアメリカ史上最高の大統領で
あったと、永久に語り継がれる資格があると実感します。
マリリン・モンローとなんだかんだあったとか、
なんせ下半身は暴走気味とか、
そんな、巷間囁かれるヤンチャな人間性なんか
まったく関係なく、

・・・この人は真にリーダーたる資質を持った人であったと
確信できます。だからこそ、あの時代、アメリカの国民は
若きケネディに大きな希望を託したのではないでしょーか。

さて。
思い出すのは今年の春先。
「再生の町」の取材で訪れたとある町の、
実にまったく「町のきっちゃてん」と言うほかない店の中で
吉田D、もじりDと三人で
冷コーすすりながら確認しあった話。

・・・どんな動物でも、虫でさえも、
親はゼッタイ、どんな時でも自分の子供を探しますよね。
つうか、子供探さない動物なんか、世の中にいませんよね。
子供は子供で、親が必死に探してるの、
ゼッタイ、忘れませんよね。
だから、子供探さない親なんて、
人間じゃないって、そういうことっすよね。

もしかしたら、お二人とこの話をした瞬間に、
脚本家として、
「再生の町」を書くために必要な手がかり、
それがシッカリと見えたような、
そんな気がしました。

          ■

(あくまで個人的なことですが。やっぱ。
パチンコやってて駐車場の車の中で子供死なせたとか
子供を家に置いて遊びに出てて、火事で子供死なせたとか
てめーのダメさ加減を子供にぶつけて殴り殺したとか
ネットカフェのトイレで子供産み落としてそのままうっちゃってたとか
そーゆークソの連中は理屈とかスッ飛ばして
裂き殺すべきだと私は、あくまで個人的に、
常々思っております。個人的に、です。)

          ■

さてさて。
今週土曜、あっという間に最終回『希望』です。

NHK大阪放送局ドラマ班・渾身の一作『再生の町』。

どうぞご覧下さいませ。
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今週土曜も並べて観てね、どうぞよろしく。

K.jpg

久しぶりにモトコー(神戸・元町高架下商店街)を
歩きました。
三宮の高架下と違い、閉じたシャッターが
多く、店が開いてても相変わらず
「意味不明」の商品が
ダラダラッと並べられています。
こんなもの買う人いるのか、そもそもこんなもの
並べて、商売やる気あるんかと思わせられる
ここにしかないラインナップ。

誰かがなにが録画したままのVHSビデオテープ。
これはどういう目的の人が買うのかしらん。
壁にかけられたエレキギターが7000円。
ゼッタイ、ネック曲がっとるな。
あきらかに誰かが着たまま洗濯もせずに
かけられたポロシャツ。
ヴィンテージ物っていう意味、ハキ違えとらんか。

しかし一昔前。
貧しいながらも名もない駆け出しの役者連中と
情熱と夢だけは有り余るほど漲らせてた頃。
まったく予算のない芝居をやってて、
小道具とか衣装とか、他ではゼッタイみつかんないような
ものを探しに言ったら、ここには必ずあったのです。

「再生の町」を見ていると
さすが大阪放送局の製作だけあって
役者さんの中に(エキストラさん含む)
やたらめったらと、よく存じ上げたお顔を発見します。
キャスティングに関しては主要な方以外、
一切事前に知らされておりませんでしたから、
完成映像を見たら、そういうことで
「おっ。●●さん!!」とか叫んでたりなんかして。

かつて一緒に芝居をした若手だった人(今は中堅ですな)、
お世話になった(ギャラも払わず芝居に出てもらった)
ベテランさん、
そういやどっかですれ違ったよなあ、な方・・・。

不思議ですね、こういう感触。
皆さん、私があのうら寂しいモトコーで
小道具あさってた時から、この年になるまでの間に
折々で「芝居」という共通点だけでサラッと出会った
方々です。

また、なにか機会があったらご一緒したいと
思います。

まあ、あの頃ほどの
アホみたいな熱気とかは
年食って、失せとるんですけど・・・。

てなわけで、今週も担当ドラマ、
時間差で2本、ON AIRです。

■9月19日(土)

NHK土曜時代劇『オトコマエ!2』
午後7時30分〜
第三回「おかげさま」

今回はけっこう「ラブ」です。
「オトコマエ!2」では全部で5本の脚本を
担当しましたが、コメディ担当ってのは基本として、
意外に「ラブ」な要素の強いストーリーを
多く担当しました。
しかも、ほとんど主人公の逸馬に関係ない
「ラブ」物ばっかし。
ま、主人公の恋愛話なんて、そんな「重要案件」の
ストーリー、担当したらビビってしもて無理ですわ。
責任、持てまへーん。

しかし。
第三回のゲストが江波杏子さんと聞いた時、
これはこれでビビリました。
だ、大女優やし・・・。
引きました、かなり。

さて、今回の「ラブ」案件、誰と誰がどうなって、
ってえのはご覧頂いてからのことってことで
よろしくです。
個人的には
男にとっての「おかげさま」という存在を
登場させることができて嬉しかったです。
あの人この人・・・。
目を閉じれば
いろんな「おかげさま」が走馬灯のように・・・。
男にとっちゃ・・。まさに観音菩薩様ですな・・・。



NHK土曜ドラマ『再生の町』
午後9時〜
第四回「責任」

ついに終盤。全五回のこのドラマの中で
最も厳しく、激しい展開に突入です。
駿馬らPTメンバーは、市役所の各部局担当者と
市民公開の中、「公開部局折衝」に臨みます。
そりゃもう、ここにきたらほとんど戦争です。
互いの利害がぶつかり合い、ほとんどムキ出しで・・・。

・・・というか、今回是非共ご覧頂きたいのは
「俳優陣の、火花散る演技の応酬」です。

とにかくシビレます。

相変わらず細かいこと書きませんけど。
「再生の町」の、出演者の皆さんのスキルっつうのか

いや、うーん、芝居への姿勢ってのか。

画面に映る「その瞬間」、
ある種の”神々しさ”を感じるのです。

岸部さん、段田さん、長門さん。
もちろん、主要なキャストは当然ながら
今回の、PTの敵対する市役所各部局の皆さん・・。

「再生の町」は、
素晴らしい俳優陣に恵まれた作品だと
幸福感を感じています。

是非じっくりと、ご覧くださいませ。
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プロフィール

菱田信也

Author:菱田信也
hishida shinya 
劇作家・演出家・脚本家

第9回 上岡演劇祭
脚本奨励賞(99年)

第1回 近松門左衛門賞
優秀賞(01年)

第57回 読売文学賞
/戯曲・シナリオ部門
(06年)

=========

第57回読売文学賞
受賞戯曲『パウダア』
戯曲冊子(新装版)の
販売受付しております。
税込1500円

戯曲冊子のご購入、
演劇ワークショップ、
講演会など
菱田信也の各活動
に関するご依頼、
お問い合わせ、
お申し込みなどは

hishida@kcc.zaq.ne.jp

=========

【ドラマ】

■NHK土曜ドラマ
『再生の町』
8月29日(土)〜
毎週午後9時より
全5回/脚本担当

(出演)
筒井道隆
牧瀬里穂
段田安則
南 果歩
吉田栄作
近藤正臣
岸部一徳
ほか
(放送終了しました)

■NHK土曜時代劇
『オトコマエ!2』
9月5日(土)〜
毎週午後7時30分より
全14回/
第2,3,6,10,14回
脚本担当

(出演)
福士誠治
斎藤 工
井上和香
佐藤江梨子
黒川芽以
松金よね子
浅田美代子
片岡鶴太郎
石橋蓮司
柴田恭兵
ほか

【舞台】

■村上課.comプロデュース
『パパと呼ばないで〜
NEXT GENERATION』
12月26(土)、27日(日)
@新大阪・KOKO PLAZA
作/演出

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