10/23/2009 行ってきました。そして行ってきます。

10月20日(火曜日)。
渋谷で用事に出向く前に、ちょっと間があったので
かねてから見に行きたかった場所へ向かう。
渋谷区道玄坂一丁目13。
のりぴー主人がパクられたとこ・・・ではない。
現在、サイバーエージェント社のビルになっている建物。
ここは50年近く前、「リキスポーツパレス」があった場所だ。
力道山が建てたスポーツの殿堂であり、
黄金時代のプロレスの定期戦が行われていた場所である。
戦後最大のスーパースター、力道山の「夢の跡」である。
興味ない人にはなんのこっちゃであろうが、
古きよき時代の、ひとつの「風俗史」の現場である。
こういう、戦後復興期や黄金の昭和二十年〜四十年代の風俗の
現場にはたまらない魅力を感じる。
そういえば今年の5月に書いた聴導犬ドラマを製作した会社の
ビルは赤坂で、かつての「キャバレー・ミカド」の跡地で、
初めて行った時、そこに感激したもんだった。
渋谷なら伝説のライブハウス「屋根裏」の前に行くと痺れるし、
新宿では唐十郎さんの紅テントが建った花園神社に行くと
じつに感慨深かった。
東京には、そんな「現場」が多いので、そういうとこに
出向けるのは嬉しい。「東京の今」にはまったく興味持てないけど。
渋谷で用事を済ませ、代々木八幡へ。
ここで、どうしてもご挨拶しておきたかった人に面会。
大山勝美氏。
元TBSのプロデューサー・演出家であり、
「岸辺のアルバム」、「想い出づくり」、「ふぞろいの林檎たち」を
世に送り出し、以降も「兄弟」「長崎ぶらぶら節」を手がけられた
TVドラマ界の巨匠である。
その大山氏が以前、毎日新聞のコラムで『再生の町』を取り上げて
下さり、今度は雑誌『ドラマ』11月号で再び絶賛してくださったのだ。

大山氏は『パウダア』が受賞した時、わざわざ新聞社を
通じて連絡を下さり、作品を読んで手紙まで下さった。
そのあとご挨拶に伺って以来、3年ぶりである。
喫茶店でお会いした大山さんを前に、そりゃ緊張した。
だってなあ。
ずっと観てたもん、「ふぞろいの林檎たち」。
ハッキリ言うけど、ほんとに雲の上の人だから。
「あなたのこと、宣伝しときましたよ」と、優しく言って下さった。
機会があれば、是非、『ドラマ』11月号「新・テレビドラマ評判記」を
お読み下さい。
もう、恐縮至極です。
ちょっと勇気をいただいた。正直ここんとこ、いろんなことが不調で、
「書いていく仕事」に自信が持てなかったから。
「自分を評価してくださる」人がこの世にいることに
幸せを感じる。しかも、こんな大巨匠から。
もうちょっと、
なんとかやってけそうな、そんな気がしました。
本当にありがとうございました。
さて。
10月22日(木曜日)。
今日から劇場。
午前中から若手の役者たちと仕込みに入りました。

明日から二日間、神戸市民劇団「ヴィンテージ」旗揚げ公演、
「わたしらゼッタイ!」を上演します。
ご来場くださいます皆様、
だいたい二時間くらいのお芝居です。
どうぞご声援のほど宜しくお願い致します。
劇場でお会いできますことを。
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