かなり知られたエピソードですが。

かのJ.F.ケネディは、あのキューバ危機の真っ只中、
世界を震撼させた「13日間」、ずっとつぶやいていた言葉が
「あー。この世に子供さえいなきゃーなー」だったそうです。

別に、新しいおねーちゃんができて、身の振り方考えてたわけ
じゃあございません。

キューバの背後に立つソ連に対し、これはもう核のボタン
押すしかないかという、なんせギリギリの選択を迫られ、
思わず吐いた苦悩の言葉だったのです(実際は
「この地球上に子供たちさえいなければ
こんな選択は容易に判断できるのに」です)。

ああ、この一言だけで、ケネディがアメリカ史上最高の大統領で
あったと、永久に語り継がれる資格があると実感します。
マリリン・モンローとなんだかんだあったとか、
なんせ下半身は暴走気味とか、
そんな、巷間囁かれるヤンチャな人間性なんか
まったく関係なく、

・・・この人は真にリーダーたる資質を持った人であったと
確信できます。だからこそ、あの時代、アメリカの国民は
若きケネディに大きな希望を託したのではないでしょーか。

さて。
思い出すのは今年の春先。
「再生の町」の取材で訪れたとある町の、
実にまったく「町のきっちゃてん」と言うほかない店の中で
吉田D、もじりDと三人で
冷コーすすりながら確認しあった話。

・・・どんな動物でも、虫でさえも、
親はゼッタイ、どんな時でも自分の子供を探しますよね。
つうか、子供探さない動物なんか、世の中にいませんよね。
子供は子供で、親が必死に探してるの、
ゼッタイ、忘れませんよね。
だから、子供探さない親なんて、
人間じゃないって、そういうことっすよね。

もしかしたら、お二人とこの話をした瞬間に、
脚本家として、
「再生の町」を書くために必要な手がかり、
それがシッカリと見えたような、
そんな気がしました。

          ■

(あくまで個人的なことですが。やっぱ。
パチンコやってて駐車場の車の中で子供死なせたとか
子供を家に置いて遊びに出てて、火事で子供死なせたとか
てめーのダメさ加減を子供にぶつけて殴り殺したとか
ネットカフェのトイレで子供産み落としてそのままうっちゃってたとか
そーゆークソの連中は理屈とかスッ飛ばして
裂き殺すべきだと私は、あくまで個人的に、
常々思っております。個人的に、です。)

          ■

さてさて。
今週土曜、あっという間に最終回『希望』です。

NHK大阪放送局ドラマ班・渾身の一作『再生の町』。

どうぞご覧下さいませ。
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