07/02/2009 映画と打ち上げ

そういや今日は千円の日だと思い出し、
『レスラー』を観に行った。
ミッキー・ローク主演。ヴェネチア映画祭金獅子賞。
朝一番の回に行ったら、ロビーが満員だった。
おお、すげえなさすが金獅子と思ったら
なんのこっちゃ、隣の劇場でやってる
「エヴァンゲリオン」の客だった。
いかにも〜、「エヴァ好き!!」なアンチャンが、
コーヒーを売ってる売店のねーちゃんに
「エヴァのグッズ、どこですか?!どこですかああ!?」と
激聞きしてて、ねーちゃんは一応冷静に応対しつつも
「チッ」って顔してたのが面白かったです。
隣でコーヒー買おうと思って立ってたオレにも、
おねーちゃんが「こっちもエヴァか!?」みたいな目で
見てきたので「違います。ボクはレスラーです」と
言いかけた(正しくは”レスラー観に来たんです”だけど。
職業を名乗ってるわけじゃなくて)。
ま、よく考えたら、平日の朝一番からプロレスの
映画観に来てるオレも、相当「チッ」だわ。
「レスラー」は、ビックリするほどベタな映画でした。
ベタ、つうか、すごいオーソドックス。
けどこの物語は、二十年くらい前だったら絶対に
「ロックミュージシャン」もしくは「バンドマン」の
ものだったでしょう。
今や、「ロック」とか「音楽業界」ってものに「堕落」のイメージ
が消えて、リアリティがなくなったから
「プロレスラー」が選ばれたんじゃないでしょうか。
哀しいね、「頭のおかしいやつ」は。
どうしたって、結局あんなこと、やっちゃうんでしょうか。
・・・まあ、観てない人には、なんのこっちゃら、でしょうけど。
ミッキー・ローク演じる「ランディ」が、
試合のない日にバイトしてるスーパーの総菜屋から
「我慢できなくなって」逃げ出していくシーン、
これはすごい、沁みました。
私もね、
二年ほど前まで、
派遣で日雇いのバイト行ってた人間なんで。
誰にでもお勧め!!ではないけど
ふと
女と観に来ればよかった、
と、思いました。
夜は『再生の町』の打ち上げ会でした。
本日で俳優出演のシーン、全部収録終了で、
最後に記念の集合写真撮ってから
NHK大阪放送局近くのお店に移動して
キャスト、スタッフ総勢60人で乾杯。
・・・・しかし、なんつうか。
呼んでもらったからって
ノコノコ行ってから思い出した。
打ち上げは、やっぱ苦手で。
酒、一滴も飲めんしな。
だいたい、撮影なんか一回も顔出してないもんで
周りのほぼ全員、知らない人ばっかだから。
テンション違うし・・・。もう、過呼吸で。
なんちゅうか、
芝居でも何でも
ほんとに、酒の席とか、打ち上げはムリ。
とくに、
「ちゃんとした人ら」の場は。
で、乾杯から小一時間で、ダッシュ逃走。
店出て、駅に向かって走りながら
「ランディ」が喚きながら店を飛び出していく、
あの、切なく哀しいシーンを思い出していました。
哀しいので
ねーちゃんの布団に飛び込みます。
〜人生は過酷である。ゆえに美しい。〜
(『レスラー』のポスターコピーより)
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