2008/07/24(Thu)
出稼考‐2

渋谷のNHKでミーハー撮りした写真。夏過ぎから来年にかけては史上空前のラッシュに巻き込まれそうな気配です。忙しいのはありがたいことですがその渦中に入った時はいつもトリップして流されまくってしまうので実感がなくなります。
今は物事が動き出す寸前なので、ただ漠然と宙に浮かんでおります。そんなのばっかし繰り返してるので「ああ!仕事してる!」という充実感を持てたことがございません。
哀しいなぁと思ってしまいます。
最近、工事現場とか倉庫とか旅館とかに回されて働くことがなくなりました。別にそういう仕事に行かなくても稼げて余裕がある、なんてえわけでなく、「空いた時間を持たないとこの先に入ってくる件を片付けられなくなった」からであります。ホントは毎日日銭稼ぎに行かないとにっちもさっちもいかない身なのはなにも変わってないにもかかわらず。
去年の今頃までは巷で話題の「派遣社員」やってましたから、ほぼ毎日、朝早くに小さなワゴンに放り込まれてわけのわかんない現場に拉致されて酷使されてましたよ。それで日払い6000円くらいでした。
たまに本業の現場に行くと、実情知らない無垢な人たちからセンセイ呼ばわりされてんのに、朝になったら工事現場の職人さんに「使えねーなっ!」とか怒鳴られてケツ蹴られてましたからねー。
毎朝8時にビルの建設現場でラジオ体操して「今日も1日ご安全に!!」とか叫んで指差し確認してるセンセイって、珍しいでっしゃろ?
ま、幸いにも頭の中で「わしは劇作家ぢゃっ」と強く念じてたからしんどいこともほぼスルーできましたけど、なんにもなかったら私も秋葉原でナイフ持って走ってたかも知れません(ボクはそんな経験の中で、“人間の神経壊すのは貧困じゃなくて環境だ”ってことを学びました)。
しかしあの時分、汗とホコリとわけのわかんない臭いにまみれて1日過ごし、なんとか手にした日給(交通費だけじゃなく、名目のわかんない「保険協力費200円」とかも強引に引かれた5000円足らずの金です)握り締め、ほうほうの体で家に帰りながらそれでも「ああ!仕事した!」と思えてたわけです。不思議でしたが。だからたまにニュース見てて、たかが仕事の不満で簡単に人殺すバカのことやってんの見たら、人間としてはどっちがいいんかなと考え込みます。
ホント、不自由な生き物ですよねぇ。
って、こんなのばっか書いてるブログってのは面白くないですよねぇ。だからそろそろやめよかと思っております。

