2008/04/06(Sun)
能動考‐1


部屋が乾燥してて喉が痛くて目が覚めたので、朝4時にローソンにマスクとオレンジジュースを買いに出た。オレンジジュースは喉にいい。風邪ひいた時はガバガバ飲みましょう。
休みでなにも予定がないから大江戸線で西新宿に出て、新宿アイランド地下にある『カプリチョーザ』へ。稽古休みで山本卓が久しぶりに店に出てるのでランチを食いに行く。サラダは食べ放題なのでワサワサ食う。山本が、差し入れに店のマカナイ料理(ツナのせフォカッチャ)を出してくれた。容赦なく食う。
昔から十代、二十代の男の役者には「よそで芝居に出たら女連れで帰れ」と教えてきた。芝居のことは教えられないけどそれだけは厳命してきた。この前会った役者から「14年前から言うてはりました」と言われたからほとんど信念みたいなものらしい。
役者なんか芝居うまいかどうかなんか三十代ならないとよくわからないし、一本芝居出たからって成長もクソもない。さりとて暮らせるほどのギャラなんかもらえるわきゃないしヘタしたらノルマだなんだで出ていくばっかしだ。共演者かお客さんのどっちかでもお連れ帰りしなきゃ甲斐がない。第一、共演者やお客さんに好かれないやつが芝居に魅力あるわけないもの。
山本にも口すっぱーくしてそれを言ってるのに実践できてない。嘆かわしい。差し入れくれる気遣いはあるってのに…。
山本は『手紙』が終わったらまたバイト復帰するらしいので東京の皆さんよかったら行ったって下さい。西新宿のカプリチョーザはよそとはひと味違うぜ。どう違うのかわからんが。社員の宮内さんは実に爽やかな青年だ。ありがとうございました。フォカッチャ旨かったっす。ごちそうさまでしチャ。
しかしそう考えたら二十代であんだけ女性ファンの支持受けてる相葉ッチャや進藤学ッチャはスゴいッチャね。山本なんか「そもそも住んでる星が違う」ぞ。
やはり山本には今後、稽古場で相葉が汗かいてたら即座に暖かいおしぼり差し出し「若。人肌にございます」とか、進藤が缶コーヒーでも買ったらさっとそれを取り、「殿。まずはお毒味を」つって先に飲むとか、さりげに、しかしながらほのかにアグレッシブな気遣いをして見せ、彼らのファンからも好感を得るなんちゅう姿勢を保って欲しい。それこそ華のある役者への第一歩だ。
稽古始まってからすぐ山本に「で、どうだ。今回は共演者、誰か捕獲できそうか」と聞いた。
「松下恵くんは?」「キレイなお姉様って感じです」。「富田麻帆くんは?」「妹みたいだし、第一付き合ったりしたら野田社長とかファンの人に焼き殺されますよボク」「心配すんな。あり得んから。では…北村岳子さんはどうだ!!」「……。お母さん、ですねぇ」。し、失敬な。オレじゃないです、言ったの山本です!!
ランチ食ったら速攻、蔵前に帰ってホテルで寝た。しかし夢でうなされ、飛び起きてオレンジジュースがぶ飲みした。夢に進藤学が現れ、強引にキスを迫られたのだ。
だって…あの瞳で見つめられたら弱いんですもの…。
ワシ、今日なにしとったんかい。
明日の朝も「あいうえおはよ〜」ってメールが来たら「かきくけこっこ〜」って返します。

