09/11/2007    謀略考−1
佐野眞一・著『阿片王〜満州の夜と霧』読了。

建国後わずか13年で地上から消滅した人工国家・満州国。
昭和七年(1932年)、清朝ラストエンペラー・溥儀(ふぎ)を
皇帝とし、関東軍が打ちたてたこの傀儡(かいらい)国家を
舞台に、阿片(アヘン)をもってひとつの民族を完全支配した
日本人。その姿を追った渾身のノンフィクション・・・。

佐野氏の著作にしては人物への思い入れがやたら強くてちょっと
物足りなかったが、『巨怪伝』以来の長尺史実ルポである。
久々、存分に楽しんだ。

しかし、やはり戦前の日本陸軍の謀略というのは凄まじい。
あの9.11、ニューヨーク同時多発テロも実はアメリカ政府の
謀略だと噂されているが、そんな安っぽい都市伝説のレヴェルでは
ない。
実際、勝手に国をひとつ作っちゃったんだから。

しかし、その当時、満州を横断していた超特急「あじあ号」は
新幹線「ひかり号」の原型となり、満州国経営そのものが、
日本の高度経済成長の壮大な実験であったということにあらためて
驚かさせられる。

ちなみに、産業部次長として満州国開発五ヵ年計画を立て、
後に「満州国は私の作品」と言い放ったのは岸信介。
ご存知の通り、安倍首相の祖父である。

『謀略』か・・・。
いい言葉だ。
シビれる。

実はこのオレも、「謀略」に関しては相当なスペシャリスト
である。
これまでも、怖ろしいほどに計算され尽くした数々の謀略を企て、
多くの人間を陥れて来た。
その一例を紹介しよう。

★謀略その(1)

女優・H田K菜に、「Mさん(オレの身内)がえらい怒ってる
みたいですよ・・」とデマメールを送付。
見事に真に受けたH田は、焦りまくってMさんに弁解メールを送る。
この、オレの計算され尽した謀略にまんまと引っかかったことに
ようやく気付いたH田は、筋違いにも「なにをするんですか!」と
抗議メールを送ってきたが、オレは「ベー。うんこちんちん!!」と
返してやった。H田はショックで失神。

★謀略その(2)

女優・A木U子に、Mさんの携帯からMさんに成りすまし
「ダンスがんばってえ〜〜〜〜。ぶひぶひ・ぶぶ〜〜〜ん。
ぱおぱお〜〜〜〜〜」と偽装メールを送付。
この、オレの素晴らし過ぎる偽装謀略にまんまと引っかかった
A木は、「がんばりま〜〜〜ふ、ぶひぶひ」と、恥ずかしくも、
見事にノセられたマヌケなメールを返してきた。
親切にも「オレが送ったんだよ〜〜〜ん」とバラしてやると、
A木はショックで失神。

謀略は甘き香り・・・。

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