07/30/2008    告知−12
無事終了いたしました。
ご来場下さった皆様、本当にありがとう御座いました。

セルロ・プロジェクト・プロデュースVol.1
DANCE W’ STORY
『ゴー・アンド・イン!〜GO&IN!〜』

■2008年8月16日(土)
■新神戸オリエンタル劇場 
■午後6時開演(全1回公演)*午後5時・ロビー開場
■大人前売り4000円・小人前売り2000円(中学生以下)
*全席指定(当日券は各500円増し)
*未就学児の入場はご遠慮下さい。
*お問合せ先〜「GO&IN!」実行委員会
info@go-in.name
050−3524−3139

★脚本・演出 /菱田信也
★企画・プロデュース・振付
/登内千恵(セルロ・エンターテイメント・ダンスラボ主宰)

*登内千恵(とのうち・ちえ)
ダンスユニット「Flic−Flac」リーダー。
・1994年、スズキ・ワールドカップ・エアロビクス・チャンピオンシップ
アジアオセアニア大会・ペア優勝。
・2001年、MGQダンスチャンピオンシップ優勝。

★・・・・音楽が鳴り、ダンスが始まる。やがて階段の最上段から
降りてきた「カマー(COMER)」が長い花道を歩き(GO)、
そして真正面に張られた三本ロープをくぐる(IN)。
そこまでのステージングの優劣を競う競技『GO&IN』。
この1年に一度やってくる空前のメガ・エンターテイメント
イベント、その栄光のキング・オブ・ザ・イヤーを
目指す人々・最高のステージに立つ日を夢見る少女のサクセス
ストーリーと、ジャンルを問わないダンスシーンとの強力コラボ。
『ゴー&イン!〜GO&IN!〜』は、新しい「DANCE W’ STORY」
形式の舞台です。

★作・演出/菱田信也と、ダンス振付/登内千恵が、
2007年・夏、大阪城野外音楽堂にて開催された
『踊るシジフォス!1615』(大阪市・MBS毎日放送主催公演)
以来1年ぶりに、再びタッグを組んでお送りします。

【キャスト】

木村梨沙子・賀好小百合
賀好舞由紀・杉田紗菜
川上 梓・木根菜々美
村上来渚・長谷美波
石嶺陽子・竹井亜衣
浜田 翠・木根沙也加
小林芽生・登内ゆかり
登内佑規・平野春花
帆風悠我

宮原汐里・馬場麻衣子
安田真弓・福富 茜
石倉彩音・山口 彩
舟津沙菜恵・田崎久美子
西原都子・浜田辰巳

田邉奈々恵
花田咲季
辰巳哲史

丸山銀也
平野達也
天川龍一
新宅崇央

濱口秀二
鼓 美佳
旭堂小二三
渡辺知晃
村上泰児
濱田佳菜
荒木優子

松尾和美

登内千恵

中條健一(よしもと新喜劇)
07/27/2008    閉幕考−1
さて。
本日(26日)、NHK土曜時代劇『オトコマエ!』、
無事最終回を迎えました。

これを機会とし、本ブログも閉幕させることにいたしました。
2年3ヶ月、考察の名のもとに書き飛ばしました数々の
落書きにお付き合いくださいました皆様、ありがとうございました。

多数のコメント、拍手、本当にありがとうございました。
ご無礼、ご迷惑おかけしました皆様、申し訳ございませんでした。

なお今後も作・演出公演告知、脚本担当ドラマ、映画、その他
関連作品のご案内のみ更新させていただきます。
ご興味いただけましたらご支援のほど宜しくお願い致します。
いつか劇場にてお会いできますことを。

生き難き日々は繰り返されども
行き難き道よりほかに、道もなし
つんのめり、また、つんのめり。

皆様のご健康とご多幸を祈りつつ。

幕。

07/26/2008    告知−11
NHK土曜時代劇『オトコマエ!』

■2008年4月12日・午後7時30分より放送開始(30分番組)。

■時は天保年間。江戸の町を駆け抜ける「オトコマエ」が二人。
北町奉行所の若き吟味方与力・藤堂逸馬(福士誠治)と、その親友で
評定所吟味物調役、武田信三郎(斎藤工)。

『オトコマエ!』は、この二人の活躍を描く痛快青春時代劇です。

南町奉行である妖怪・鳥居耀蔵(片岡鶴太郎)が庶民を締め上げる
一方で、そうはさせじと対抗する庶民の味方、北町奉行”遠山の金さん”こと
遠山金四郎景元(柴田恭兵)。その遠山を慕う二人の『オトコマエ』・
逸馬・信三郎のコンビが毎回、大騒動を繰り広げます。

◆原作・井川香四郎『梟与力吟味帳』シリーズより

★(出演)福士誠治・斎藤工/井上和香・近野成美
浅田美代子・藤村俊二/小須田康人・皆川猿時
小倉一郎・佐戸井けん太・三波豊和

片岡鶴太郎/柴田恭兵

★主題歌『涙・・・』/唄・中村雅俊
----------------------------------------------
全13話。
第6、9、最終13話の脚本を担当いたします。

★第6話〜『休みてえ』(地上波放送・5月24日)

「・・・鳥居耀蔵(片岡鶴太郎)の愛猫・千代丸が突如姿を消し、
佐和(井上和香)が女将を務める”佐和膳”に仕事ほッぽり出して
昼間っから潜伏中の遠山金四郎(柴田恭兵)のもとへ迷い込む。
ある「一世一代の賭け」に挑むべく佐和膳に乗り込んだ
逸馬(福士誠治)、その後ろ盾を買って出た信三郎(斎藤工)、
千代丸を追う”執念の人”鳥居&中嶋(佐戸井けん太)、ついでに
なぜかノコノコ付いてきた坪井(小倉一郎)らが、ついに千代丸を
抱いた遠山と鉢合わせ・・・・。」

・・趣的には番外編。結構、ドタバタありのシュチュエーションコメディです。
プロデューサー様からは「NHKだとか思わないように」と
言っていただいてたので、かなり好きに”遊び書き”させていただき
ました。この6話を書いているうちにドンドン登場人物たちが
イトオシくなってきました。『女将・佐和の孤軍大奮闘!!』って
あたりが見ものです。
楽しんでいただけましたらこれ幸い。

★第9回〜『夢、見てえ』(地上波放送・6月28日)

「・・・お上の統制で、江戸の芝居小屋は浅草だけに
追いやられる。それに反発した役者・風花清十郎(入江雅人)
は、一座を率い市中のいたるところで神出鬼没の草芝居
を繰り広げ、町民たちの人気を独占。それに反感を持つ
浅草の役者たちは清十郎を痛めつけようと行方を追う。
役者同士の乱暴狼藉を諌めよと命じられた逸馬は、清十郎
に草芝居をやめるよう説得するが・・・・。」

・・第6話『休みてえ』で、鳥居耀蔵と遠山金四郎が猫の千代丸
を奪い合って大モメになった、そもそもの原因「芝居小屋移転問題」
のいわば”エピソード2”にあたります。当初上がっていた案は
「役者同士の悲恋話」だったのですが、プロデューサー様の
「”オトコマエ!”に、悲しい話は似合わないのだ!!」という
オットコマエ〜〜な一言でオットコマエ〜な話に膨らみました。
芝居者の話らしく、クライマックスは「劇中劇!!」で盛り上がります。
さてその劇中劇の登場人物は・・・ってあたりが見ものです。
長年小さな小屋で小さな芝居やってきた身としましては、
風花清十郎の”芝居への思い”の台詞にやたら気持ちを
込めて書いてしまいましたが。
楽しんでいただけましたらこれ幸い。


★第13話(最終回)
『そして目が覚めた』(地上波放送・7月26日)

「・・・逸馬、茜と逸馬の屋敷で夕食を取ったあと眠ってしまった
仙人(藤村俊二)。そのまま泊ってしまうが、朝になっても目を
醒まさない。不安を感じた逸馬は信三郎に相談、医者を呼ぶも
とくに異常はない、目が覚めるまで寝かせておきなさいとの
見立て。仙人はそれから延々、ひたすら眠り続ける。
そんな時、信三郎の母・のぶ(浅田美代子)のもとに江戸随一の
大店・紀州屋の主・仁左衛門(三浦浩一)との縁組話が持ち上がる。
仁左衛門の求婚を受け入れたのかどうかハッキリ覚えていないと
言うのぶを連れ、信三郎は逸馬の屋敷へ。
そこへ、若い頃から仁左衛門と遊び仲間・無二の親友であった
遠山金四郎(柴田恭兵)が、部下・坪井(小倉一郎)を引きつれ
鯛を片手に乗り込んでくる。遠山はこの縁組、自分の取り仕切り
で見事に祝い上げたいと信じられないほどのハイテンションで・・・」

『オトコマエ!』は3度の休止に1度の時間帯変更で、4月の
放送開始からここまでちょいと時間がかかりましたが、
ついにクライマックスに突入です。今週来週は二回連続、
『悪人狩り』のタイトルで前後編。これがまさに大ヤマ場、これぞ
時代劇!といった感じの醍醐味満載です。
・・・で、最終回。
江戸を混乱に陥れる大きな事件も過ぎ去り、
一時、静かな時間が流れている頃・・・のエピソードになります。
最初は「”第6話”だけ脚本担当」で始まった僕の「オトコマエ!」
とのお付き合いも、気が付けば全3作、しかも最終回を担当
させていただき本当に幸せな作業をさせていただきました。
シリアス、人情、ハードボイルドにサスペンスタッチと、バラエティ
に富んだラインナップが揃っていた各エピソードの中で、僕は
「どっちかっつうと軽いの担当」だったわけですが(担当回の
タイトルを繋げたら『休んで、夢見て、目が覚めた』)、最終回では
いろんな意味で大切なミッションを担当したような感じです。

今回、メインメンバーがひとつの場所に集結します。
その場で、この物語の「過去と未来」をチラッと垣間見せ、
(意外な人間関係がはじめて飛び出します)なにより
「まだ終わらせないのだ!!」という感じが出せたらなと思いながら
書いてみました。
プロデューサー様の「逸馬も信三郎も、半人前のままなのだ!!」
というオットコマエ〜なお言葉が今も耳に残っております。

楽しんでいただけましたらこれ幸い。
07/24/2008    出稼考‐2
20080724122440
渋谷のNHKでミーハー撮りした写真。夏過ぎから来年にかけては史上空前のラッシュに巻き込まれそうな気配です。忙しいのはありがたいことですがその渦中に入った時はいつもトリップして流されまくってしまうので実感がなくなります。
今は物事が動き出す寸前なので、ただ漠然と宙に浮かんでおります。そんなのばっかし繰り返してるので「ああ!仕事してる!」という充実感を持てたことがございません。
哀しいなぁと思ってしまいます。
最近、工事現場とか倉庫とか旅館とかに回されて働くことがなくなりました。別にそういう仕事に行かなくても稼げて余裕がある、なんてえわけでなく、「空いた時間を持たないとこの先に入ってくる件を片付けられなくなった」からであります。ホントは毎日日銭稼ぎに行かないとにっちもさっちもいかない身なのはなにも変わってないにもかかわらず。

去年の今頃までは巷で話題の「派遣社員」やってましたから、ほぼ毎日、朝早くに小さなワゴンに放り込まれてわけのわかんない現場に拉致されて酷使されてましたよ。それで日払い6000円くらいでした。
たまに本業の現場に行くと、実情知らない無垢な人たちからセンセイ呼ばわりされてんのに、朝になったら工事現場の職人さんに「使えねーなっ!」とか怒鳴られてケツ蹴られてましたからねー。
毎朝8時にビルの建設現場でラジオ体操して「今日も1日ご安全に!!」とか叫んで指差し確認してるセンセイって、珍しいでっしゃろ?
ま、幸いにも頭の中で「わしは劇作家ぢゃっ」と強く念じてたからしんどいこともほぼスルーできましたけど、なんにもなかったら私も秋葉原でナイフ持って走ってたかも知れません(ボクはそんな経験の中で、“人間の神経壊すのは貧困じゃなくて環境だ”ってことを学びました)。
しかしあの時分、汗とホコリとわけのわかんない臭いにまみれて1日過ごし、なんとか手にした日給(交通費だけじゃなく、名目のわかんない「保険協力費200円」とかも強引に引かれた5000円足らずの金です)握り締め、ほうほうの体で家に帰りながらそれでも「ああ!仕事した!」と思えてたわけです。不思議でしたが。だからたまにニュース見てて、たかが仕事の不満で簡単に人殺すバカのことやってんの見たら、人間としてはどっちがいいんかなと考え込みます。
ホント、不自由な生き物ですよねぇ。

って、こんなのばっか書いてるブログってのは面白くないですよねぇ。だからそろそろやめよかと思っております。
07/23/2008    出稼考‐1
20080723122616
あちらに見えるは東京都庁。

田舎者が一月ぶりに出稼ぎに来ております。今日明日と打ち合わせの嵐。ありがたいことです。私は新しい打ち合わせが大好きです。仕事できるーって気分になれるから。

打ち合わせに行けば「ああ、また書いてもいいのねー」と思えるのです。ホント、「物事を決める打ち合わせ」とカレーは大好物です。1日に四食喰ってもいい。

しかし、「事が決まってからの打ち合わせ」はいつまで経っても愛せないっす。めんどくせーって思ってしまう。

いけない事ですわね。
07/18/2008    症状考−2
月曜から咽喉風邪にやられ発熱、中途半端な微熱と咳で
もだえ苦しみましたが、チャカチャカとお仕事の連絡が入る中、
いつまでももだえている場合ではなかろうと懸命に立ち上がり、
相変わらず痛む右腕をとりあえずなんとかしようと三宮のコンドー
センセの整体院へ。

「とう骨神経麻痺、ですね・・・」とのお見立て。
神経麻痺・・・。
いい響きじゃないですか・・・。
作家っぽくっていい。
右腕の神経麻痺をおしつつ・・・執筆!!みたいな。
悲壮感、漂うわあ・・・。

なんだか、ほんの少し報われたような気分になり、
「よし。じゃあ、とう骨神経、治そっ」と、
ポテンシャル上がったのもつかの間、
「うん?いや。こりゃ、・・・四十肩ですね。
キマしたかあー?ついに!!」

ベキッっとね、心の骨、折れる音が響いたわ。

・・・同じようなもんだと云われても
「とう骨神経麻痺」と「四十肩」の間には、
マゼランでさえ、いや、キャプテンハーロックでさえ
航海を躊躇するほどの果てしなく遠い距離がある。

ああ、そうですかと、笑って納得できる症名か。

「とう骨神経麻痺」なら受け入れましょう。
が、「四十肩」はまだ認めない。
「四十肩」なんて単語にドラマがあるかっ!!

星飛雄馬みたいに、二度と大リーグボール投げられなく
なってもかまわん。
「四十肩」なんて呼ばれ方、断じて認めんっ。

私はあくまで「とう骨神経麻痺」だ!!
そのおつもりでねっ!!
誰が相手か知りませんけどっ!!
07/14/2008    放送考−2
まさか夜中の午前2時前に、テレビに向かって
叫ぶとは思わなかった。「やられたあ!!!」って。

12日(土)、ABC朝日放送、土曜ナイトドラマ『幻影』最終回。

このドラマは、全7回。僕はうち3、4、6回の脚本を
担当したわけですが。

企画段階、放送開始から最終回まで、このブログでもほとんど
(まったく)触れなかったのだ。つうか「触れようない」と
思ってたから。一応脚本家としてスタッフ参加してましたが、
正直、このドラマに関してはひじょーに触れずらい面が多々
あったわけですな。
それはまあ、なんちゅうか「大人の事情」っちゅうやつで。
あるんだ、こっちもいろいろ。業界の事情、ってやつで。
仕事ですから、こういうこともあるわけです。

作品としても、実際この『幻影』は企画も担当した
脚本家・永富義人氏の「オリジナル」だと僕は思ってまして、
「中継ぎ」の役割で書いてる立場としても、「触れ方
わかんなかった」わけで。ここらへん、基本”一話
完結”の「オトコマエ!」と、個人的な距離感、違うわけで。

で、第6話を書いて送ったあと、これもまた「大人な事情」で、
最終話の脚本を読むことができず、結局、一視聴者として
まったく予備知識なしでオンエア見たわけです。

見てない方にどう説明しようかと迷いますが。
ただ、とりあえず、僕は「やられた・・・」と叫んだ、のです。

実を言うと、僕が会議に参加していた段階では、このドラマの
最終話は、もうひとつ別の「終わり方」が設定されてたのです。
で、それは、たぶん非常に「見る側に親切」な終わり方、だった。
わかり易い、なるほど、な幕の閉じ方。
幻想サスペンスとはいえ、やはり「そうか、そうなったか」と
一安心させられることが、たぶん「ドラマ」の基本なんだと思います。
そういう、終わり方がちゃんと話し合われてた、のです。
僕が会議に出てた時まで、は。
しかし、6話を書き上げてから、僕はそこからどうなったのか
まるっきし知らずにいたのですから、最終的に作り上げられた
「結末」が、僕が知ってた終わり方とは、もうまったく別次元の、
まったく真逆の、それはもうとんでもなくシュールな終わり方に
なってたことに、なんせ衝撃を受けたわけです。

説明しずらい・・・。見てない人、ようけいてるだろし・・・。

ただ、とにかく、
「そ・・・そんなこと、テレビでするかあっ?!!!!」
な、幕引き、だったわけです。

で、僕は、感動したわけ。
もう、ほんと、素直に、リスペクトしたわ。
たしかにスタッフ参加してたけど。
そういうの、一切、まったく、関係なく。
スタッフ、すごい、と思った。
他人事みたいに言う。
だってほんとに知らなかったんだから、諸々の事情で。

んー。なんて書けば伝わりますかね。

・・・もしかしたら、これは失敗、かもしんない。
いや、大失敗、・・・かもしんない。
でも尊敬する。
一応、同じ作り手として砕かれた。
もしも、あの、オレが知ってた「予定通りの結末」で
幕が引かれてたら、表面上成功、だったのかも知んない。
けど、たぶん、こうまで砕かれはしなかった。

・・・つまり、そういう感じ、です。
伝わり辛いでしょうけど。

けど、ですよ。
今、ドラマの世界で「アーティスティック」なんてもの、
たぶんどこにも置けない、置き場所ない、と思うんですよ。
だいたい脚本だって、脚本家がひとりで勝手に書きたいように
書いてるわけじゃないです。
三谷センセとか倉本センセとか橋田センセならいざ知らず。

とにかくスタッフの総意ってもんがあって、あらゆる面で
「基本のコンセンサス」が取れてなけりゃ、断じて”完本”には
ならんのです。
で、そのコンセンサスってのはひとえに
「多少の異論あっても、なんせ”最大公約数の人”に、
ちゃ〜〜んと伝わる」って、ことなわけです。

なのに、『幻影』のスタッフは、
たぶん、かなり確信犯的に
「視聴者ほぼ90%ドーンと突き放し!!」ってやつを、
おもいくそ、やらはったのです。
こんな状況下、それも関西ローカル・
土曜の真夜中の枠の土壇場で、です。
並大抵じゃないです、よ。

降参しました。
拍手せずして、なんとする。

ブラボー、っす。

さて。

オレは、なにしよかな・・・。
07/07/2008    症状考‐1
20080707223134
人差し指と親指に常時電気走ってピリピリ痺れてんのはサロンパスで治りますか。
07/05/2008    逡巡考‐1
20080705173246
逡巡(しゅんじゅん)とは「ためらう」ということである。「遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)」という四字熟語もある。
最近巷を騒がす事件の核心を探るのは芝居を書くには必要であると、屁をコキながら考える。高校生のねーちゃんが殺されて川に死体が遺棄されてたのがあったが、当のねーちゃんは背中に刺青入れてたという。
ニュースで見た時「なんでためらわなかったんぢゃ」と思った。

そう考えたら秋葉原のやつも、グリーン車の中で女性乗務員を暴行したやつも、なんか「ためらってない」感じがする。犯罪なんかみんなそうだと言われれば確かにそうなんですけど。

けど若いやつは最近、ためらいませんよ。一々、やることにためらいがないです。たぶん「逡巡する」ってことをしたことないんじゃないすか。

私ら、ためらいばっかしだったなー。中坊の時、好きなねーちゃんに電話するにも「オヤジ出てきたらどうしよ!?」みたいな障害あったから、受話器取るのに3時間はためらったじぇ。今の中坊、携帯で直通でっしゃろ。それに軽くメールすりゃフラレてもダメージ少ないしな。

そしてまたしても「ためらいのない事件」が起きた。
この29歳の会社員は、大阪梅田のペットショップで譲り受けた「ブタ」を台車に乗せ、西成の自宅まで運ぶ途中で「育てられないかも知れない」と思い、通りがかった公園にブタを置き去りにして逃げたという。 取り調べで「以前からブタの飼育に興味があった」と話しているらしい。

捨てた公園は北区だったらしい。梅田じゃん。梅田のペットショップから出てすぐ、じゃん。自宅のある西成まで台車で運ぶつもりだったやつが、あきらめ早すぎんか。

そもそも、なぜペットショップでほんの少しでも「ためらわ」なかったか。ブタを台車に乗せる直前で「クソ暑い中、ブタ乗せて西成まで」って過酷な試練に対して逡巡しなかったのか。
私は知りたい。その屈託のない感性の根源を。

この事件を報じる新聞の見出しが「意欲失くしてトンずら」。

新聞記者にも断固ためらい、なし。
07/03/2008    合法考−1
6月29日、梅田花月シアターでの芝居も無事終わりました。
前日リハーサル日、本番日ともに帰りが始発・・・になったので
やっぱり疲れました。
次、バタバタと外を動き回る日々まで少し間があります。
だからというわけではないのですが、やや気が緩み、体力を
ちゃんと持ち直すのに今日までかかってしまいました。
本当は書き出さないといけないものも2,3あるんですが、
体力戻ったからってすぐ書き出せるもんでもなし、もうちょっと
「降りてきはる」のを待とうかと思います。
どうにもこうにも追い詰められたらムリからでも書きますし。
思えば、今回よしもと新喜劇の秋田久美子さんでやらせて
いただいた『ドクゼツ女優はヒットマン!?』、正味80分の
芝居でしたが、これは”10時間で一気書き”、でした。
たぶん、書き上げた時は2キロほど体重減ってたと思います。
・・・・・締め切りグダグダ延ばしてた自業自得ですけど。

今日は喫茶店で、このお芝居の「請求書」ってやつを書いて、
封筒に入れて吉本興業に郵送してきました。
この段取りが終わったら、やっと「半分終わり〜〜」と思います。
代理人さんとかマネージャーさんが間に入ってくれてる時は
こういうのやらないんですが、吉本さんとのお仕事は全部
「直!!」なので、自分で事後処理もするわけです。
で、入金されてくるのはだいたい二ヶ月先。
そこでやっと「全部終わり〜〜〜」と思えるのです。

言うときますが、本書きとか目指してるなんちゅうボッチャン
お嬢ちゃん。
悪いこと言わへん。やめときなはれ。
こんな目先のきかへん仕事、他におませんで・・・。

たまに、「プロとアマチュアの差って、なんですか」と
聞かれます。
なんだかんだと答えますが、正直わかりません。
でも個人的な境目くらいあるだろうと思い、自分に改めて
問いかけますと、ひとつ出てきました。
「やってる仕事の、合法・非合法の割合」です。
他にいい呼び方がなかったので、とりあえず。

いや、別に私、なんかの非合法組織に属してて、そこの
極秘指令帯びて潜伏しながら芝居書いたこととかは
おまへんけど。

まー、なんですね。
ニュアンス、ですけど。

芝居だけで限定したら、自分で劇場押さえて、役者さん集めて、
好き勝手にやってる芝居ね。その代わり、誰からも丁重に
扱われないやつ。で、バタバタと終わった後にかろうじて残った金
(いくらあるんかその時なんないとわかんない。当然マイナスの
場合もありますぜ圧倒的に)を掴んで帰る仕事。
これ、あからさまに”非合法”。

よそ様(クライアントですな)から依頼受けて、ギャラを提示されて、
ちゃんと扱いも立ててもらって(打ち合わせ行ったらお茶出てくるとかな)
やらせてもらう仕事。で、終わってから、規定のお金をいつの間にか
振り込んできてくれる(当たり前だけど源泉とか引かれて端数だらけ)
やつ。こういうの、れっきとした”合法”。

いやもちろん、本来は”合法”のはずなのに、実態はそこかしこに
”非合法”な現場って、よくあるんですがね・・・。

ま、自分のやってる仕事の割合で10本のうち7本が”合法”っぽかったら
「プロ」って言っていいんじゃないっすかー?

ここ2,3年は合法的な仕事の割合が増えております。
それは当然悪いことじゃなく有りがたいことです。
しかし・・・・。
非合法ってのは・・・・実は魅力的なとこ、
多いんでっせ・・・。
男でもそうでっしゃろ・・・・。合法!!な感じの
勤め人はんより・・・どーも胡散臭い”非合法”な男に
惹かれるてこと・・・おまへんか・・・おねーさん・・・・。

やはりワシも・・・「非合法やってる時のあなたがスキ」
って言われたいわ・・・・。

オレは、若い役者さんでも最近よくいろんな人に会うけど、
見てて「合法好き」か「非合法好き」かハッキリ分かれる。

で、色気のある役者、一緒になんかをやりたい人って、
やっぱ後者に多いですよね。
ま、・・・合法好きのやつって、「こんなとこでウダウダとオレに
安いコビ売ってないで、とっととオーディション雑誌読んで応募
して勝負かけてきやがれ」ってのが多いです
(しかしほんと、こういうやつって自分の都合のいい時にしか
現れないな。皆さん、職場にいませんかこういう手合い。
・・・・秋田久美子イベントの時、客席の一番後ろに
ズラ〜っと新喜劇の若手が立ち見で見に来てたけど、
やっぱえらいなこいつら、と思いました)。

7月に入り、今年の後半戦開幕、です。
阪神強いですね。
ビックリしますね。
しかしいい時が訪れると、それが崩れていく日を考えてしまい、
どうしてもビクビクしてしまいます。
金本がいくら鉄人だからって
あと3年が限度だろうし・・・。
ジェフだってそろそろ帰りたいだろうし・・。
かつて、バースが「家庭の事情」で帰国した時、
悲しかったな・・。
でも「巨人軍栄光のV9時代」みたいなの、阪神には
似合わないですし・・。

下半期の自分の仕事の段取りを確認しますと、なかなかバラエティに
富んでて面白そうです。もちろん私らの仕事は「予定は未定」なんで
アヤフヤなんですが。
合法仕事がほとんどですが、たまにコソっと、非合法活動に走りたいと
思っております。

夏の「GO&IN!」はこれから本腰入れます。
「GO&IN!」で生まれたものが秋からの新しい
流れに膨らみそうです。
ドラマ「幻影」では、次の取っ掛かりが生まれそうで、
これが来年に向けた作業に繋がって、大阪で
新しい舞台が作れたらと企画中。
10月には新宿と池袋で再び舞台の演出。
あとは未定ながら秋にドラマ。
で、11月は道頓堀で「さんすのドリル」、
これは非合法丸出し。

そして「オトコマエ!」は7月末でついに
大団円を迎えますが・・・・・・。

もろもろの予定。
また告知いたします。よろしくです。
07/01/2008    告知−18
ABC土曜ナイトドラマ『幻影』

◆毎週土曜・25時〜25時30分
◆ABC朝日放送(関西6ch)

(出演)
高橋光臣・小嶺麗奈・蟷螂襲 ほか

◆7月5日(土)放送分・
第6回脚本担当しています。