05/23/2009 好奇心は持ったほうがいい

R−15指定です。
成人でも
清い女性は読まないほうが良い。
相変わらず出会い系の広告メールが多い。
毎日あれだけの量がくるんだからそれだけ
しっかり需要があるんでしょうね。
セックスに向かう人間の動機が
ほぼ9割方「好奇心」なら、
サンテレビとか地方のUHF局で流れてる
「ゴルフ」「釣り」「旅行」「グルメ」と同じ
”ホビー”と考えていいわけだ。
でも履歴書の「趣味」の欄に
「セックス」と書いたら、やっぱり雇ってもらえないだろう。
「書いてどうする?!」って言われるもんね。
ここ一週間、とにかくずっと家にいて
ずーっと書き物してるんですが、
これ終わったら、ああ、やりたいなあって
思えることがなにひとつ見当たらず
ボー然としています。
なんせ、趣味がないんだ、ほんと。
なんについても好奇心が持てない。
だから、こうなったら正直に
動物としてすごく根源的な部分である
「セックス」を趣味だと公言する手もあるかと
少し思ってしまった。
(セックスってわけじゃないけど、
今回書いてる時代劇のオレの担当回、
やたら恋愛ものが多いのだ。
書いてるばっかりだとね、イライラすんだよね)
けど、もしも趣味を「セックス」だとしたら、
あれはあれで相当に深みのある分野なので
かなり追求しなければいけない。
すごく好きな本があって、
「男性の見た昭和性相史」というのだけど、
オレは、これを書かれた下川氏とはお会いした
ことがあって、芝居も観にきてくださった。
この本は、戦後、日本各地で実際に起こった
「性」にまつわる奇妙な事件、事例、事象を
列記しているんだが。
特に好きなエピソードに
「核アレルギーで局所に触られると痛みを訴える女」
というエピソードだ。これは昭和27年、東京で実際に
あった話。
・・・広島で生まれたその女は、原爆の時は14歳で、
学童疎開していて難を逃れたが、家族は亡くしてしまった。
そのショックを引きずったまま、
21歳になり、結婚したのだが、
時あたかも米ソによる原水爆開発競争の最中。
核の恐怖が心身を襲い、亭主が夜の営みを
求めてきたとき、局所が痛み出し、以降、二度と
「受け入れられない」身体になってしまったという。
まあ、ようはノイローゼなのだが。
なぜオレがこの話に惹かれるかというと、
それまでは普通にセックスしてたのに、
ある時から急に痛みを訴え、拒みだした妻に
亭主が説得のために言ったセリフがニクイからである。
”僕たちは長い間、核実験をやってきたじゃないか。
おまえの核を、僕は何回となく爆発させてきたじゃないか”
んなこと言われてなあ。
「そういわれりゃそうよね」とか、
女も言わんだろう。
まあ、旦那は
ごっつ、したかったんだろうな、そん時。
で、一生懸命考えたのが
「キミの核を何回も爆発させたよ」発言。
女のデリケートさと
男の図々しさが
見事に浮き彫りにされてて
ああ、なんかいいなあ、この話と
思ってしまうわけですな。
そういやかなり昔、
ある女性とそういうことがそうなってる、
まさにそのど真中の時、
急に相手が「NG」って言い出した。
え?なんで?って聞いたら
「今、そういう身体じゃない」って言われた。
始まる前にキョヒられたわけじゃないんだ。
もう、相当、進行してた頃合で、だ。
彼女は、きっと、途中まで付き合ってくれたんだと
思うけど、やっぱ、「ダメだ、今日は」って
あきらめて「途中で降りた」んでしょう。
けど男はあきらめないもんな、途中では。
「あ、今日、ダメ」って一瞬思っても、
なんか頭の中で、
必死で妄想しまくって
なんとか、完走しようとするもんなあ。
それが誠意ってもんでしょうが。
「私は降りない」って女、いるか?
「オレは降りちゃう」って男、いるか?
いや、聞いたからって
答え、求めとらんけどさ。
けど、そういう意外なことに遭遇すると
やはりこの世界は奥が深い、探求せねばと
思わさせられるものだ・・・。
先日お話を伺った心理カウンセラーの先生によると
最近の引きこもり、ニートの若者の中には
「リピドー(性的衝動)」がスポッと抜け落ち、
二次元女性(アニメとか)にしか
性エネルギーを感じない人たちが大半、だそうだ。
確かに、現実の女はややこしいからね。
彼らの気持ちは純粋ゆえに
致し方ないのかもしれないが。
うーん。
それに、リピドーあったら、なんか動こうとするだろうし。
けどやっぱ、
獣のような性
ってのは、いいもんですぜ。
爆発させるぜ、キミの核。
使ってみたいぜ、このセリフ。
うーん。
こりゃ、相当、
ブログ読者、離れるな。
05/02/2009 怖いとこやな

今週の週刊新潮紙上で細川隆一郎氏が
麻生総理や小沢民主党党首に「喝!!」を入れていた。
氏は超御大の政治評論家である。
元政治部大物記者にして政界のご意見番。
大沢親分よりエラソウ。
戦後政治の表も裏も知り尽くした、
まさに金言の数々!!
読み進むうちに、ハタと気付いた。
「このじいさん、ボケとうがな!!」
そういや確か細川隆一郎氏の叔父で、
同じく政治評論家であった細川隆元氏は
かつてザ・ビートルズが来日した時、
TVの討論番組「時事放談」で、
「そんなペートルズかなんだか知らんが・・」と
発言した、らしい。
あれ、正力松太郎氏だったっけ。
ま、どっちゃにしても「じいさん」だけど。
国会議事堂の中で40歳なんて
「赤ん坊」扱いである。
60過ぎて、やっと「半人前」。
オバマ大統領は47、だっけ?
日本なら子供扱いだ。
けど、日本政界のおじいちゃん方は
たぶんオバマ大統領の前に出たら
「一緒に写メ撮ってっ!!」って
ハシャぐに違いない。
日本のじじいは普段はエラソウなくせに
土壇場ではなりふり構わんからな。
舛添厚生大臣は、政界の御大方から
高く評価されているという。
「あいつは、仕事できるし、なにより可愛い」らしい。
時代劇なら「愛いやつじゃ・・・」みたいなもんか。
「なにより可愛い」・・・か。
舛添大臣を・・・・可愛い・・・。
キューピーちゃん、とか呼んどるんかな。
怖いとこやな・・・。政界・・・。
じじいはほんと、困るなあ。
オレ、50過ぎたら芝居やめるわ。
ウザがられるもん、絶対。
かつて、ブロードウエーで名声を馳せた
ある若手演出家が言った言葉。
「演出はスポーツのようなものだ。
若い瞬発力がなければ、いい仕事はできない」
これぞ金言。
・・・あと、関係ないけど。
ドラマの告知書いたら、てきめんに反応大きいね。
芝居の告知にはさして反応ないのにね。
「拍手」の数、見れば歴然だもんね。
ふーん。
キャストのファンの人が見てくれてはるんでしょうね。
もうすぐ7月に流れるもう一本のドラマ告知も
出るけどね。
ま、なんちゅうかね。
やっぱ芝居ってのは、さびしー、ね。
(お知らせ)
5月中旬より「再生の町」、
6月初旬より「オトコマエ!2」と、
順次撮影に突入いたしますが、
それに並行して各作品
「レアレア執筆・製作日誌」を
有料ブログマガジンにてお送りいたします。
でも芝居がどうしたとか
日常がどうしたといった、
そーゆーさして華のない
セコい分野の話は
従来どおり無料です。
よろしくお願いします。
03/10/2009 おねえちゃんとは切れれません
昨日は夜中の2時前に会議が終わりまして、
お蔭様でタクシー出していただきまして、
大阪から神戸まで30分ほどで帰って来たら
深夜割引で8000なんぼ、です。
自分で払うわけじゃないのですが、ふと
「ああ、一晩バスに揺られて東京行く金額と同じ」
なんて思うと、「物と時間の価値」について
考え込んでしまいます。
例えば、東京で昼から3時間ほど打ち合わせがあったとして、
常套手段としては、それから時間潰して夜11時過ぎの
夜行バスに乗る、というパターンがあるわけです。
バスで帰ったら、閑散期ならば7000なんぼですわ。
新幹線乗ったら庶民席が13000ちょいですよね。
しかしよくよく考えたら、
バス出るまでに潰す時間、その間、メシのひとつも
喰いますわな。で、風呂でも入ろうか、映画でも見ようか、
なんならちょいと大人な遊びもしませうかなんてやってたら、
差額の6000円分くらい当たり前で使いますわな。
「時間と価値」にさほど変わりないなら、
なんの遊びもなくピュッとすぐさま新幹線乗れば、
夜7時や8時にはアッサリ帰ってこれますわ。
どっちが、豊かなんでしょうかねえ。
私の場合、「ちょっと時間出来たから、東京にいてる
知り合いにでも会おうかしら。せっかくだもの」
なんてえことで時間を潰す、さして取り止めもなく
「旧交温める」なんて、ムダ極まりないことに
なんら価値も感じないので
どうせ同じことならと、さっさと帰ってきてしまいます。
人にとっての価値は様々ですが、
まあ、豊かさ、一切ない人生とは思いますが。
人生の価値とは。
よき友、よき酒、よき時間・・・。
アホくさ。
価値といえば。
6月の芝居の件ですが。
いろいろ書き込みやご意見もいただきまして
「やめちゃったよーん」って投げ出すのが菱田っぽい!!
と、仰って下さる方や、
「やっぱ、やっちゃったー」って、醜く押し切っちゃうのが
なんかいいんじゃないか、と仰って下さる方など
様々でございました。
どうもありがとうございました。
で、結論ですが。
劇場に御願いして、9月に先送りしていただくことになりました。
まあなんちゅうか。
折衷案みたいなもんで、一番、潔さのない選択です。
(けど、空いちゃった6月の日程はなんか別のことで
やってください、なんてえことになり、それはそれで
いいのかどうか、どうにも判断できんのですが。)
しょうがないです。
やはり、私にとっての「お芝居」というものは
「ヤッたらすごく肌の合うおねーちゃん」なんだなあ、と
あらためて思い知りました。
ここから先はR−15で御願いしたいんですがねえ。
おねーちゃんはねえ。未練残るもん、やっぱし。
お仕事としての脚本、つまり「本妻」からは
いつ何時「三行半」突きつけられるかわかんない、
そういう可能性は常にあるわけで、
実際そうなったらこれは本当、めっさめさに困るわけです。
だから、そうならないよう懸命にしがみつく訳ですが。
「身体の相性がいいおねーちゃん」はね。
そら、未練残るわ。
だってヤッたら、とりあえず気持ちがいいんだから。
身体の相性、いいんだから。
切れんですよ、やっぱ。
まあ、たとえばですよ。
彦星織姫、年に一回だけ天の川ホテルでヒートアップ、
みたいな関係になったとて。
(関係ないけど、彦星って毎年同じテンションなのかなあ。
そういう気になんないってこと、2、3年にいっぺんくらいは
あるよなあ。どうするんだろう、そういう時は。
とりあえず、「今年はじっとキミを見つめていたいんだ」とか
なんとか言って誤魔化すのかしら。
織姫が女盛りの年齢で、なんせ臨戦態勢だったら、
それじゃあ済まないよねえ。
そういう時、どうするんかなあ、彦ちゃん・・・)
経験上ですがねえ。
おねーちゃんは。
いなくなる時はいなくなるんです。
で、そうなったらしょうがないですし、
あえて引き止めるのもなあと思います。
そう思いつつ、
どうせならもう一発、ヤっとこ。
なんてえ、ズルズルした状態になりがちで。
で、ヤッちゃったら、やっぱり軽く3時間、
溺れてしまったりなんかして。
それが「好きなおねーちゃん」ってもんですから。
たぶん、私は、そういう不健全極まりない、
だけど、なんだかどうもズブズブに溺れてしまう、
そういう、「おねーちゃんとの仲」に
なにより「価値」を感じてしまう、
だらしのない体質なんだと思います。
あくまで喩え、です。
芝居の話ですからね。
深読みなきように御願いします。
まあ。
おねーちゃん、は。
ねえ。
お蔭様でタクシー出していただきまして、
大阪から神戸まで30分ほどで帰って来たら
深夜割引で8000なんぼ、です。
自分で払うわけじゃないのですが、ふと
「ああ、一晩バスに揺られて東京行く金額と同じ」
なんて思うと、「物と時間の価値」について
考え込んでしまいます。
例えば、東京で昼から3時間ほど打ち合わせがあったとして、
常套手段としては、それから時間潰して夜11時過ぎの
夜行バスに乗る、というパターンがあるわけです。
バスで帰ったら、閑散期ならば7000なんぼですわ。
新幹線乗ったら庶民席が13000ちょいですよね。
しかしよくよく考えたら、
バス出るまでに潰す時間、その間、メシのひとつも
喰いますわな。で、風呂でも入ろうか、映画でも見ようか、
なんならちょいと大人な遊びもしませうかなんてやってたら、
差額の6000円分くらい当たり前で使いますわな。
「時間と価値」にさほど変わりないなら、
なんの遊びもなくピュッとすぐさま新幹線乗れば、
夜7時や8時にはアッサリ帰ってこれますわ。
どっちが、豊かなんでしょうかねえ。
私の場合、「ちょっと時間出来たから、東京にいてる
知り合いにでも会おうかしら。せっかくだもの」
なんてえことで時間を潰す、さして取り止めもなく
「旧交温める」なんて、ムダ極まりないことに
なんら価値も感じないので
どうせ同じことならと、さっさと帰ってきてしまいます。
人にとっての価値は様々ですが、
まあ、豊かさ、一切ない人生とは思いますが。
人生の価値とは。
よき友、よき酒、よき時間・・・。
アホくさ。
価値といえば。
6月の芝居の件ですが。
いろいろ書き込みやご意見もいただきまして
「やめちゃったよーん」って投げ出すのが菱田っぽい!!
と、仰って下さる方や、
「やっぱ、やっちゃったー」って、醜く押し切っちゃうのが
なんかいいんじゃないか、と仰って下さる方など
様々でございました。
どうもありがとうございました。
で、結論ですが。
劇場に御願いして、9月に先送りしていただくことになりました。
まあなんちゅうか。
折衷案みたいなもんで、一番、潔さのない選択です。
(けど、空いちゃった6月の日程はなんか別のことで
やってください、なんてえことになり、それはそれで
いいのかどうか、どうにも判断できんのですが。)
しょうがないです。
やはり、私にとっての「お芝居」というものは
「ヤッたらすごく肌の合うおねーちゃん」なんだなあ、と
あらためて思い知りました。
ここから先はR−15で御願いしたいんですがねえ。
おねーちゃんはねえ。未練残るもん、やっぱし。
お仕事としての脚本、つまり「本妻」からは
いつ何時「三行半」突きつけられるかわかんない、
そういう可能性は常にあるわけで、
実際そうなったらこれは本当、めっさめさに困るわけです。
だから、そうならないよう懸命にしがみつく訳ですが。
「身体の相性がいいおねーちゃん」はね。
そら、未練残るわ。
だってヤッたら、とりあえず気持ちがいいんだから。
身体の相性、いいんだから。
切れんですよ、やっぱ。
まあ、たとえばですよ。
彦星織姫、年に一回だけ天の川ホテルでヒートアップ、
みたいな関係になったとて。
(関係ないけど、彦星って毎年同じテンションなのかなあ。
そういう気になんないってこと、2、3年にいっぺんくらいは
あるよなあ。どうするんだろう、そういう時は。
とりあえず、「今年はじっとキミを見つめていたいんだ」とか
なんとか言って誤魔化すのかしら。
織姫が女盛りの年齢で、なんせ臨戦態勢だったら、
それじゃあ済まないよねえ。
そういう時、どうするんかなあ、彦ちゃん・・・)
経験上ですがねえ。
おねーちゃんは。
いなくなる時はいなくなるんです。
で、そうなったらしょうがないですし、
あえて引き止めるのもなあと思います。
そう思いつつ、
どうせならもう一発、ヤっとこ。
なんてえ、ズルズルした状態になりがちで。
で、ヤッちゃったら、やっぱり軽く3時間、
溺れてしまったりなんかして。
それが「好きなおねーちゃん」ってもんですから。
たぶん、私は、そういう不健全極まりない、
だけど、なんだかどうもズブズブに溺れてしまう、
そういう、「おねーちゃんとの仲」に
なにより「価値」を感じてしまう、
だらしのない体質なんだと思います。
あくまで喩え、です。
芝居の話ですからね。
深読みなきように御願いします。
まあ。
おねーちゃん、は。
ねえ。
01/30/2009 シンデレラじゃない!
幸せは
たぶん
きっと
そうね
つかの間
シンデレラ・リバティ
懐かしの鈴木聖美、
ソウルフル。
日雇い派遣に出てた頃、
そりゃもう毎日、あっちの現場こっちの現場と
朝も早よから回されておりました。
たいがい、モノ扱いです。
最初の頃は解体工事とか
マンション建築のコンクリ打ちとかも行ったな。
けどあれ、派遣で認められてない
業種じゃなかったっけ。
給金から「保険協力費200円」とか
引かれてたけど協力ってなにかしら?
誰かがよそで死んだ時の見舞金の
積み立てかしら。
だったら保険じゃないじゃん。ねえ?
ま、深く考えてなかったけど。
差っ引かれる200円より
手元に残る5000円の方が
大事だったから。
派遣会社に人数伝えて
必要な数だけ寄越させる
依頼主にしてみりゃやっぱり
「雇ってやって」んだから人夫、
平気で足蹴にしますわな。
いろんな業種回ったけど
職人系にそう言うの多かった。
勘違いしてんぞあんたってよく思ったけど、
こっちは職人見習いじゃないんだから
道具の扱いなんか知るかよ。
なんせお坊ちゃん育ちなんで。
引っ越し屋で一度あったけど、
事務机の運び方わかってないって
ケツ蹴られたよ。運び方なんか分かるか。
オレは机でモノ書いても、
運んだことなんかめったにねぇよ。
ある日、電気設備の一人親方に付いて
尼崎のとある工場に行った。
70くらいの親方と二人で小さなワゴンに乗って、
クーラーの設置のバイトだった。
鉄工場の事務所や休憩所に
全部で3つくらいクーラー付けたら
昼前に全部終わっちまった。
けど契約では仕事は午後5時までだった。
だいたいこういう場合、業者ってのは
1日分の給金出すから、
予定より早く終わったら
ムリクリでも雑用作って
やらせようとすんのな。
元、取らなきゃって思うんでしょう。
兵庫の産廃工場行った時、
言われてた仕事が早く終わって、
ああ早く帰れるなと思ってたら
「出した金の分、便器洗ってこい」って
雑巾投げられたよ。
ま、給金分洗ってやって、
あとでクソして流さずに帰ってやったけど。
片付けながら親方がボソッと言った。
「あんたのおかげで早よ終わった」って。
親方、それからラーメン屋で
メシおごってくれて「おおきに」つって、
チェックシートに「終了午後5時」って
書いてサインしてくれたよ。
思ったな。
あぁ、オレって今、シンデレラ、つって。
幸せだったね。
親方の跡、継ごうかと思ったくらい(やや誇張)。
もうずーっと派遣切りの話ばっかし
ニュースで流れてますね。
切られた人の辛さって、
とにかく金のことが第一だけど、
もっと大きいのは
「悔しさ」だ。
一瞬(つかの間)シンデレラにさせてくれたら、
人間は、半年、辛抱できる。
「悔しさ」知らない人らが政治やってんのに、
解決なんかするか。
あ、考えてたら急に腹立って来たけど
なんで劇場に居着いてるスタッフとかって
あんなに横柄なんだろ。
全部とか言わないけど7割方は
「劇場使わせてやってる」って顔するもん。
とくに関西の公共のホールはほとんどそうな。
だから本番やるのイヤになるんだ。
芝居やってるこっちが使用料払って、
それがおまえらのギャラになってんだろ。
「管理費」とかって「保険協力費」と
変わらんだろうが(海外の劇場なら、
そこのスタッフが演目見て
「ここでやってくれて光栄だ!」とか
オーバーに言うぜ。
ま、外人特有のパーティージョークかも知らんけど)。
そんな空気の劇場で芝居やってて、
ヒロインらしいヒロインなんか出てくるか。
おかげでみんな引っ込み思案ばっかしだ。
シンデレラって、繊細なんですわよ。
たぶん
きっと
そうね
つかの間
シンデレラ・リバティ
懐かしの鈴木聖美、
ソウルフル。
日雇い派遣に出てた頃、
そりゃもう毎日、あっちの現場こっちの現場と
朝も早よから回されておりました。
たいがい、モノ扱いです。
最初の頃は解体工事とか
マンション建築のコンクリ打ちとかも行ったな。
けどあれ、派遣で認められてない
業種じゃなかったっけ。
給金から「保険協力費200円」とか
引かれてたけど協力ってなにかしら?
誰かがよそで死んだ時の見舞金の
積み立てかしら。
だったら保険じゃないじゃん。ねえ?
ま、深く考えてなかったけど。
差っ引かれる200円より
手元に残る5000円の方が
大事だったから。
派遣会社に人数伝えて
必要な数だけ寄越させる
依頼主にしてみりゃやっぱり
「雇ってやって」んだから人夫、
平気で足蹴にしますわな。
いろんな業種回ったけど
職人系にそう言うの多かった。
勘違いしてんぞあんたってよく思ったけど、
こっちは職人見習いじゃないんだから
道具の扱いなんか知るかよ。
なんせお坊ちゃん育ちなんで。
引っ越し屋で一度あったけど、
事務机の運び方わかってないって
ケツ蹴られたよ。運び方なんか分かるか。
オレは机でモノ書いても、
運んだことなんかめったにねぇよ。
ある日、電気設備の一人親方に付いて
尼崎のとある工場に行った。
70くらいの親方と二人で小さなワゴンに乗って、
クーラーの設置のバイトだった。
鉄工場の事務所や休憩所に
全部で3つくらいクーラー付けたら
昼前に全部終わっちまった。
けど契約では仕事は午後5時までだった。
だいたいこういう場合、業者ってのは
1日分の給金出すから、
予定より早く終わったら
ムリクリでも雑用作って
やらせようとすんのな。
元、取らなきゃって思うんでしょう。
兵庫の産廃工場行った時、
言われてた仕事が早く終わって、
ああ早く帰れるなと思ってたら
「出した金の分、便器洗ってこい」って
雑巾投げられたよ。
ま、給金分洗ってやって、
あとでクソして流さずに帰ってやったけど。
片付けながら親方がボソッと言った。
「あんたのおかげで早よ終わった」って。
親方、それからラーメン屋で
メシおごってくれて「おおきに」つって、
チェックシートに「終了午後5時」って
書いてサインしてくれたよ。
思ったな。
あぁ、オレって今、シンデレラ、つって。
幸せだったね。
親方の跡、継ごうかと思ったくらい(やや誇張)。
もうずーっと派遣切りの話ばっかし
ニュースで流れてますね。
切られた人の辛さって、
とにかく金のことが第一だけど、
もっと大きいのは
「悔しさ」だ。
一瞬(つかの間)シンデレラにさせてくれたら、
人間は、半年、辛抱できる。
「悔しさ」知らない人らが政治やってんのに、
解決なんかするか。
あ、考えてたら急に腹立って来たけど
なんで劇場に居着いてるスタッフとかって
あんなに横柄なんだろ。
全部とか言わないけど7割方は
「劇場使わせてやってる」って顔するもん。
とくに関西の公共のホールはほとんどそうな。
だから本番やるのイヤになるんだ。
芝居やってるこっちが使用料払って、
それがおまえらのギャラになってんだろ。
「管理費」とかって「保険協力費」と
変わらんだろうが(海外の劇場なら、
そこのスタッフが演目見て
「ここでやってくれて光栄だ!」とか
オーバーに言うぜ。
ま、外人特有のパーティージョークかも知らんけど)。
そんな空気の劇場で芝居やってて、
ヒロインらしいヒロインなんか出てくるか。
おかげでみんな引っ込み思案ばっかしだ。
シンデレラって、繊細なんですわよ。
10/14/2008 戦いの大海原に飛び込んでいくのだ誰にも止められやしないぜ−1
突然ではありますが、プロレスをやることに決めました。
新団体を旗揚げし、極悪軍団を作り上げて他団体と抗争するのだ。
オレは試合はしませんが(チョコチョコと試合にチョッカイ
出したりマイクアピールとかはビッシビシやるぜ)、極悪
総裁として君臨し、極悪レスラーどもを野に放ちリングの
上を混乱に陥れてやる。
つって、書きながらイタイこと言うとるなと我ながら思うが、
ところがどっこいこれが、れっきとした”進行中の企画”なのだ。
すでに熱き戦いの始まりとなる会場も押さえ(しかも年内だぜ)、
計画は着々と進行中なのだ。そして、抗争相手となる団体
の目星もつけてあり、あとは正式な挑戦状をいつ出すかという段階
である。
が、問題は我が軍団所属の極悪レスラーである。
演出家はいても役者がいないとどうにもならん。
なので役者とダンサーにオファーかけることにした。
プロレスやるのには有能な選手のみならず極悪マネージャーも
かわいいバックダンサーもセクシーな女子レスラーも必要だ。
試合中に凶器とか、わかりやすーく渡してくれる、
小悪党セコンドだっているしな。
しばし待て、正式発表。フハハハハ。
新団体を旗揚げし、極悪軍団を作り上げて他団体と抗争するのだ。
オレは試合はしませんが(チョコチョコと試合にチョッカイ
出したりマイクアピールとかはビッシビシやるぜ)、極悪
総裁として君臨し、極悪レスラーどもを野に放ちリングの
上を混乱に陥れてやる。
つって、書きながらイタイこと言うとるなと我ながら思うが、
ところがどっこいこれが、れっきとした”進行中の企画”なのだ。
すでに熱き戦いの始まりとなる会場も押さえ(しかも年内だぜ)、
計画は着々と進行中なのだ。そして、抗争相手となる団体
の目星もつけてあり、あとは正式な挑戦状をいつ出すかという段階
である。
が、問題は我が軍団所属の極悪レスラーである。
演出家はいても役者がいないとどうにもならん。
なので役者とダンサーにオファーかけることにした。
プロレスやるのには有能な選手のみならず極悪マネージャーも
かわいいバックダンサーもセクシーな女子レスラーも必要だ。
試合中に凶器とか、わかりやすーく渡してくれる、
小悪党セコンドだっているしな。
しばし待て、正式発表。フハハハハ。
07/05/2008 逡巡考‐1

逡巡(しゅんじゅん)とは「ためらう」ということである。「遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)」という四字熟語もある。
最近巷を騒がす事件の核心を探るのは芝居を書くには必要であると、屁をコキながら考える。高校生のねーちゃんが殺されて川に死体が遺棄されてたのがあったが、当のねーちゃんは背中に刺青入れてたという。
ニュースで見た時「なんでためらわなかったんぢゃ」と思った。
そう考えたら秋葉原のやつも、グリーン車の中で女性乗務員を暴行したやつも、なんか「ためらってない」感じがする。犯罪なんかみんなそうだと言われれば確かにそうなんですけど。
けど若いやつは最近、ためらいませんよ。一々、やることにためらいがないです。たぶん「逡巡する」ってことをしたことないんじゃないすか。
私ら、ためらいばっかしだったなー。中坊の時、好きなねーちゃんに電話するにも「オヤジ出てきたらどうしよ!?」みたいな障害あったから、受話器取るのに3時間はためらったじぇ。今の中坊、携帯で直通でっしゃろ。それに軽くメールすりゃフラレてもダメージ少ないしな。
そしてまたしても「ためらいのない事件」が起きた。
この29歳の会社員は、大阪梅田のペットショップで譲り受けた「ブタ」を台車に乗せ、西成の自宅まで運ぶ途中で「育てられないかも知れない」と思い、通りがかった公園にブタを置き去りにして逃げたという。 取り調べで「以前からブタの飼育に興味があった」と話しているらしい。
捨てた公園は北区だったらしい。梅田じゃん。梅田のペットショップから出てすぐ、じゃん。自宅のある西成まで台車で運ぶつもりだったやつが、あきらめ早すぎんか。
そもそも、なぜペットショップでほんの少しでも「ためらわ」なかったか。ブタを台車に乗せる直前で「クソ暑い中、ブタ乗せて西成まで」って過酷な試練に対して逡巡しなかったのか。
私は知りたい。その屈託のない感性の根源を。
この事件を報じる新聞の見出しが「意欲失くしてトンずら」。
新聞記者にも断固ためらい、なし。
01/09/2008 腰痛考-1
ついに腰が壊れた。
12月のバス、年末年始の新幹線通路座りが祟ったか。
朝起きて、テーブルやらイスやらに取り縋りながら
立ち上がるときの姿はもはや要介護老人のそれである。
高校以来の宿唖とはいえ、冬はクル。腰にクル。
けど首や背中の痛みと違って、腰の痛みは笑いを伴う。
もがきながら立ち上がるとき、なぜか「ふ・・ふはははは・・」と
笑いがこみ上げてくる。
だからまあ、鏡に映る自分の老人っぽさとともに、
それなりに楽しんでいる。
今年は平成20年。
大学に通ってる時、初めて製作に関わった屁みたいな小演劇
芝居のストーリー中で「天皇崩御」のことに触れてた記憶があるから、
へー、あれから二十年経つかと思うと、「やだ。意外〜〜」と思う。
だってほんと、屁、みたいな二十年だった。
その間、冬はずっと腰、痛かった。
昭和で20年といえば、「終戦の年」だ。
昭和元年からの二十年をザックリ言えば、
6年に満州事変。
7年に5・15事件。
8年に国際連盟を脱退。
11年に2・26事件。
12年に日中戦争勃発。
14年に第二次大戦。
16年に太平洋戦争。
で、20年の夏に原爆、それから9日経って天皇玉音で、敗戦。
平成の20年間と比べたら、そらもう、どんだけ激動か、ちゅう話ですね。
大変だったでしょうね・・・。なんせ動きまくりですなあ・・・・。
今なんか、携帯もパソもある、ないのはせいぜい「ワープ航法」とか
「人体物質電波化移動法」くらいのもんで、昭和20年から見たら
そらもう、ものすごいSF未来時代なのに、
なんでこんなに密度に違いあるんでしょうかね。
だって、なにやってたかなあと思うし。この20年で。
ま、神戸じゃ震災あったけど。
変な言い方だけど、「そいだけ」だしなあ。
ま、それが平和、ちゅうことなんでしょうか。
20年の間(ちなみに今年デビュー18周年。パチパチ)で、
自分でやってきた芝居とかもなあ。
そりゃあ、まあ、ずっと手探りだったわけだけど。
正直言うとさ、9割方は「屁、だった〜〜〜」と思うしな。
・・・・はて。なに言いたくて書いてるんだろう。
腰痛のせいです、すんません。
12月のバス、年末年始の新幹線通路座りが祟ったか。
朝起きて、テーブルやらイスやらに取り縋りながら
立ち上がるときの姿はもはや要介護老人のそれである。
高校以来の宿唖とはいえ、冬はクル。腰にクル。
けど首や背中の痛みと違って、腰の痛みは笑いを伴う。
もがきながら立ち上がるとき、なぜか「ふ・・ふはははは・・」と
笑いがこみ上げてくる。
だからまあ、鏡に映る自分の老人っぽさとともに、
それなりに楽しんでいる。
今年は平成20年。
大学に通ってる時、初めて製作に関わった屁みたいな小演劇
芝居のストーリー中で「天皇崩御」のことに触れてた記憶があるから、
へー、あれから二十年経つかと思うと、「やだ。意外〜〜」と思う。
だってほんと、屁、みたいな二十年だった。
その間、冬はずっと腰、痛かった。
昭和で20年といえば、「終戦の年」だ。
昭和元年からの二十年をザックリ言えば、
6年に満州事変。
7年に5・15事件。
8年に国際連盟を脱退。
11年に2・26事件。
12年に日中戦争勃発。
14年に第二次大戦。
16年に太平洋戦争。
で、20年の夏に原爆、それから9日経って天皇玉音で、敗戦。
平成の20年間と比べたら、そらもう、どんだけ激動か、ちゅう話ですね。
大変だったでしょうね・・・。なんせ動きまくりですなあ・・・・。
今なんか、携帯もパソもある、ないのはせいぜい「ワープ航法」とか
「人体物質電波化移動法」くらいのもんで、昭和20年から見たら
そらもう、ものすごいSF未来時代なのに、
なんでこんなに密度に違いあるんでしょうかね。
だって、なにやってたかなあと思うし。この20年で。
ま、神戸じゃ震災あったけど。
変な言い方だけど、「そいだけ」だしなあ。
ま、それが平和、ちゅうことなんでしょうか。
20年の間(ちなみに今年デビュー18周年。パチパチ)で、
自分でやってきた芝居とかもなあ。
そりゃあ、まあ、ずっと手探りだったわけだけど。
正直言うとさ、9割方は「屁、だった〜〜〜」と思うしな。
・・・・はて。なに言いたくて書いてるんだろう。
腰痛のせいです、すんません。
10/26/2007 腹決考‐1
正直なとこ来年も今からとんでもなく予定が決まってて、身柄はしっかり確保されてて、頭も身体も時間も金も相当ヤバいけど。けども自分で新しい芝居を一つやることに決めとこう。
ホントはそういうのはやって欲しくないって人もかなりいるけど、そういうことに時間取ってたら迷惑がる人もいるんだけど、自分が錆び付くのがイヤだから好きなようにワガママさせてもらおう。
だから今から劇場探して、書くこと決めて、いい役者探して、とにもかくにも完璧なシフトをしっかり組み直そう。
菱田組、今日からもう一度動かします。是非ともこいつだけは、見に来てくださいませ。
やってつまんなかったらワガママはもうこれっきりにして、腹決めて地味に『職業作家』やる勉強し直しますんで、そこんとこひとつよしなに。
ホントはそういうのはやって欲しくないって人もかなりいるけど、そういうことに時間取ってたら迷惑がる人もいるんだけど、自分が錆び付くのがイヤだから好きなようにワガママさせてもらおう。
だから今から劇場探して、書くこと決めて、いい役者探して、とにもかくにも完璧なシフトをしっかり組み直そう。
菱田組、今日からもう一度動かします。是非ともこいつだけは、見に来てくださいませ。
やってつまんなかったらワガママはもうこれっきりにして、腹決めて地味に『職業作家』やる勉強し直しますんで、そこんとこひとつよしなに。
10/21/2007 溜息考−2
3年の間に、な。
住所不定の人になりたい。
ずっと芝居だけやりながら、
とんでもなく住所不定になりたい。
お尋ね者みたいに、芝居やりながら
あっちこっち、ず〜っとウロウロしてたい。
山の向こうも海の向こうも、芝居だけやって
なんせウロウロしたい。
芝居始めたのも、それが理由だったと思う。
「故郷」も「定住」も「ご近所さん」も「顔馴染み」にも
一切興味ないし。
全部が許してくれたら、な。
住所不定の人になりたい。
ずっと芝居だけやりながら、
とんでもなく住所不定になりたい。
お尋ね者みたいに、芝居やりながら
あっちこっち、ず〜っとウロウロしてたい。
山の向こうも海の向こうも、芝居だけやって
なんせウロウロしたい。
芝居始めたのも、それが理由だったと思う。
「故郷」も「定住」も「ご近所さん」も「顔馴染み」にも
一切興味ないし。
全部が許してくれたら、な。








