プロフィール

菱田信也

Author:菱田信也
hishida shinya 
劇作家・演出家・脚本家

第9回 上岡演劇祭
脚本奨励賞(99年)

第1回 近松門左衛門賞
優秀賞(01年)

第57回 読売文学賞
/戯曲・シナリオ部門
(06年)

[mail]
hishida@hishidaumi.com

『ツキイチケイコさん』
実施内容については
下記リンクより
”村上課.com”を
ご参照下さい。

【ドラマ】

■7月20日(月)
SAMSUNGスペシャル
特別ドラマ
『伝えたい!僕らの夢』
〜聴導犬が教えてくれた
チカラ〜

TBS
午前9時55分〜10時50分
脚本担当

(出演)
鶴田真由
中村蒼
左とん平
新井康弘
ほか

■8月29日(土)〜
NHK土曜時代劇
『オトコマエ!2』
毎週午後7時30分より
全14回/
第2,3,6,8,14回
脚本担当

(出演)
福士誠治
斎藤 工
井上和香
佐藤江梨子
松金よね子
浅田美代子
片岡鶴太郎
石橋蓮司
柴田恭兵
ほか

■8月29日(土)〜
NHK土曜ドラマ
『再生の町』
毎週午後9時より
全5回/脚本担当

(出演)
筒井道隆
牧瀬里穂
段田安則
南 果歩
吉田栄作
近藤正臣
岸部一徳
ほか

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特別ドラマ『伝えたい!僕らの夢』

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SAMSUNGスペシャル
特別ドラマ
『伝えたい!僕らの夢』
〜聴導犬が教えてくれたチカラ〜


・・・国内の、聴覚に障害を持つ人々は現在およそ34万人。
それに比べ、家庭内でサポートができる”聴導犬”の数はまだ19頭。
この物語は、聴導犬育成施設「あすなろ学校」に
研修生として入学した、心に傷を持つ一人の少年と、
聴導犬として訓練を重ねる犬との
触れ合いの日々を描いたオリジナルドラマです。

★ドラマ詳細はリンクより
「伝えたい!僕らの夢〜TBSドラマHP」をご覧下さい。


【放送予定】
★2009年7月20日(月)
9:55〜10:50(TBS)
★2009年7月25日(土)
19:30〜20:25(BS‐TBS)

【脚本】
菱田信也

【協力】
一般財団法人 日本補助犬協会
日本サムスン株式会社

【製作】
DREAMAX TELEVISION
TBS

【出演】
中村 蒼

田中えみ
佐武宇綺
柴田将士

近江谷太朗
安藤麻吹

左とん平
新井康弘

鶴田真由

ほか

NHK土曜ドラマ『再生の町』

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「地方自治体の財政破綻と再生」。自分たちの
ふるさとを守っていくため、何を残し、何を削るのか・・?
「まち作り」のあり方を問う行政ヒューマンドラマ。
「地方公務員」を主人公にした、大阪発ならではの
本格社会派ドラマです!

バブル期以降、巨額の公共事業投資などによって
大きな負債を抱え、財政破綻寸前の大阪の架空の市
「なみはや市」。前市長の「負の遺産」を背負わされた
新市長は、「財政再建プロジェクト」に
6人のメンバーを招集する。
医療、福祉、教育などの切迫した現場と向き合い、
「苦渋の選択」を迫られながら究極の「コストカット」に挑む
プロジェクトメンバー。そんな彼らを、さらに抵抗勢力の
激しい反対が襲う。
悪戦苦闘の末、彼らが作り上げた「財政改革案」が
市民の理解を得て、議会を通過するまでの過程を
スリリングなタッチで描く〈オリジナル作品〉。

〜公式プレスリリースより〜

【放送】2009年8月29日〜9月26日(予定)
毎週土曜日・連続全5回
総合 /午後9時〜9時53分
BS hi /午後6時〜6時53分
     (但第一回放送は午後5時〜)

【作】 
菱田信也

【音楽】
寺嶋民哉

【出演】
筒井道隆

牧瀬里穂
段田安則
南果歩

岩本多代
矢島健一
久保山知洋
阿南健治

桂吉弥
小西美帆

佐川満男

上杉祥三
山西 惇

水崎綾女

石倉三郎
長門裕之

吉田栄作
近藤正臣
岸部一徳

【演出】
吉田努・安達もじり

【制作統括】
青木信也チーフ・プロデューサー

NHK大阪放送局 制作番組

NHK土曜時代劇『オトコマエ!2』

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幼馴染みの若い二人、
逸馬(福士誠治)と信三郎(斎藤工)が
ご存知・遠山の金さん(柴田恭兵)を目標に
ホンモノのオトコマエになろうと
弱き者を助け悪を懲らしめる、
痛快時代劇、第2シーズン!

【放送開始予定】
8月29日(土)より
総合/毎週土曜
午後7時30分〜午後8時
全14回

■第2、3、6、8、最終14回
脚本担当

【原作】
井川香四郎「梟与力吟味帳」シリーズ(講談社文庫)より

【脚本】
川上英幸、菱田信也、飯野陽子、梶本恵美 

【音楽】
羽岡 佳

【主題歌】
「涙」 歌/中村雅俊

【出演】
福士誠治
斎藤 工
井上和香
佐藤江梨子
松金よね子
浅田美代子
片岡鶴太郎
石橋蓮司
柴田恭兵

ほか

映画と打ち上げ

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そういや今日は千円の日だと思い出し、
『レスラー』を観に行った。
ミッキー・ローク主演。ヴェネチア映画祭金獅子賞。

朝一番の回に行ったら、ロビーが満員だった。
おお、すげえなさすが金獅子と思ったら
なんのこっちゃ、隣の劇場でやってる
「エヴァンゲリオン」の客だった。

いかにも〜、「エヴァ好き!!」なアンチャンが、
コーヒーを売ってる売店のねーちゃんに
「エヴァのグッズ、どこですか?!どこですかああ!?」と
激聞きしてて、ねーちゃんは一応冷静に応対しつつも
「チッ」って顔してたのが面白かったです。

隣でコーヒー買おうと思って立ってたオレにも、
おねーちゃんが「こっちもエヴァか!?」みたいな目で
見てきたので「違います。ボクはレスラーです」と
言いかけた(正しくは”レスラー観に来たんです”だけど。
職業を名乗ってるわけじゃなくて)。
ま、よく考えたら、平日の朝一番からプロレスの
映画観に来てるオレも、相当「チッ」だわ。

「レスラー」は、ビックリするほどベタな映画でした。
ベタ、つうか、すごいオーソドックス。

けどこの物語は、二十年くらい前だったら絶対に
「ロックミュージシャン」もしくは「バンドマン」の
ものだったでしょう。
今や、「ロック」とか「音楽業界」ってものに「堕落」のイメージ
が消えて、リアリティがなくなったから
「プロレスラー」が選ばれたんじゃないでしょうか。

哀しいね、「頭のおかしいやつ」は。
どうしたって、結局あんなこと、やっちゃうんでしょうか。

・・・まあ、観てない人には、なんのこっちゃら、でしょうけど。

ミッキー・ローク演じる「ランディ」が、
試合のない日にバイトしてるスーパーの総菜屋から
「我慢できなくなって」逃げ出していくシーン、
これはすごい、沁みました。
私もね、
二年ほど前まで、
派遣で日雇いのバイト行ってた人間なんで。

誰にでもお勧め!!ではないけど
ふと
女と観に来ればよかった、
と、思いました。

夜は『再生の町』の打ち上げ会でした。
本日で俳優出演のシーン、全部収録終了で、
最後に記念の集合写真撮ってから
NHK大阪放送局近くのお店に移動して
キャスト、スタッフ総勢60人で乾杯。

・・・・しかし、なんつうか。
呼んでもらったからって
ノコノコ行ってから思い出した。
打ち上げは、やっぱ苦手で。

酒、一滴も飲めんしな。
だいたい、撮影なんか一回も顔出してないもんで
周りのほぼ全員、知らない人ばっかだから。
テンション違うし・・・。もう、過呼吸で。
なんちゅうか、
芝居でも何でも
ほんとに、酒の席とか、打ち上げはムリ。
とくに、
「ちゃんとした人ら」の場は。

で、乾杯から小一時間で、ダッシュ逃走。

店出て、駅に向かって走りながら
「ランディ」が喚きながら店を飛び出していく、
あの、切なく哀しいシーンを思い出していました。
哀しいので
ねーちゃんの布団に飛び込みます。

〜人生は過酷である。ゆえに美しい。〜
(『レスラー』のポスターコピーより)



濱口君、乱闘に巻き込まれる

昨日は
役者の濱口君と
プロレスを観に行きました。

「ろう者のプロレス」、闘聾門JAPAN・大阪大会でした。
去年12月、一緒にイベントをやったので
ご招待してくれました。

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濱口君も期待度マンマン点です。
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会場の御客さんも聴覚に障害を持つ人々が
大半なので、当たり前ですがとても静かです。
入場曲も流れません。
拍手もないのですが、みんな両手を上げて
一斉に手を振ることで選手たちを応援します。

濱口君もボクも最初はあまり声も上げれず
大人しく見ていましたが、
試合が白熱するにつけ、
落ち着いて見てはいられなくなりました。

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激しい場外乱闘!!
思わず叫ぶ濱口君!!

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場外乱闘は二階席にまでも及びます。
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濱口君は思わずリングまで
駆け寄ってしまいました。
すごい迫力です。
レスラーの気合が乗り移ったようです。

濱口君はリングサイド最前列に
座っていました。

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と、場外乱闘で選手が雪崩れ込んできて、
座っていたイスが吹っ飛びました。

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気が付いたら、濱口君のイスだけが
なくなってしまいました。

仕方なく、濱口君はリングサイドで
正座して見ていました。館内の御客さん
300名近くいるのに、正座して見てるの
濱口君だけです。


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しばらく正座して見ていた濱口君でしたが、
次の試合で、また選手が雪崩れ込んできて
客席もまたグチャグチャになりました。

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選手が息も絶え絶えなのに
なぜか濱口君は半笑いです。
このドサクサに紛れて
イスを取り返そうと企んでいるからです。

で、無事、誰かのイスを奪って、
何食わぬ顔で座っていました。
よかったね、濱口君。

ヒートアップした僕たちは
声をからすほど叫びました。
「タイガー!!一緒にしゃぶしゃぶ喰うたやろ!!」
「マグナム!!おまえの銀行口座、知っとるぞ!!」
「ライガー!!おまえの正体は実はええやっちゃ!!!」
僕たちは興奮のきわみです。

メインエベントは、団体エースのタイガー・キッドが快勝。

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素顔が織田裕二似のタイガー・キッドが勝って、
濱口君も大喜び。

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「タイガー・キッドは、虎の子供やでえ!!」

直訳で叫ぶ濱口君の
嬉しそうな顔を見れて
ボクも嬉しかったです。

南大阪再訪一座の記録

25日、木曜日。
昼にご連絡頂き、「じゃ、夕方来てくれる?」。
出た。久しぶりの緊急招集。
「いやです。遠いもん」とは口が引き裂かれてもいえぬので
午後1時半の新幹線乗って一路、品川へ。
お言いつけどおり午後5時キッカリに渋谷着。
で、「オトコマエ!2」最終回打ち合わせ、2時間!!はやっ!!

そのまま帰ろうと思えば帰れたが、どうも腰が落ち着かないので
新宿へ。役者の山本卓に連絡したら、アルタで芝居見てるという
ので、出てくるまでサウナ入ってメシ食って、午後11時前に落ち合う。

26日は午前10時に近鉄南大阪線「道明寺」駅前集合である。
泊っていけばいいじゃないですかと山本に言われたが、
新幹線の始発に乗って帰っても、10時にはちょいキツイので
午後11時40分発の深夜バスに乗ることにした。

さすが閑散期。2階建てバスの1階はオレ以外、乗っていない。
お大尽気分で2シート独占、完全大の字状態(微妙に
身体、曲がってたけど)で爆睡。
しかし、朝方起きたら、隣の列のシートにいつの間にか
おっつあんが座ってて、ビクッた。
あんまり空いてたので、2階シートの客が夜中のうちに移動してきてた
らしい。寝込みを襲われた生娘の気分であった。

本日は、大阪市立長谷川小・中学校での「演劇鑑賞会」である。
先週の和歌山県、近畿大学付属新宮中・高校から1週間。
久々に訪れた学校公演の締め、6月に固まって
こなしてきた小商いシリーズのラスト公演でもある。

近鉄南大阪線なんて、馴染みないよなあ。
午前10時ちょい前、無事に到着。
のどか極まりない土地柄である。
前夜まで歌舞伎町でギラギラだったから
落差があり過ぎる。

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駅前で一人待ってたら濱口秀二と合流。
まだ誰も来てないので、しばし駅前の商店街を散策。
少しして村上泰児、花田サキ(ダンサー)と合流。
もう一人のダンサー、舟津さなえが遅れてるので
いかにも地元の寄り合い所みたいな喫茶店で待つ。
壁に「となりの人間国宝」のステッカーが
貼ってある、なかなかレアな店であった。
この店、円広志が来たんだな
(関西テレビの番組の企画でそういうのあんのよ)。

・・・が、なんとさなえが一時間、遅刻。
なんだ。始発で帰ってくりゃよかったよ。

午前11時、長谷川小・中学校、着。
ここには3年前にも来たことがある。今回とは別のネタだったが、
濱口も一緒だった。
到着すぐ、会場の体育館へ。

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先週の新宮中・高校の体育館よりもやや小ぶり。
新宮では観客の生徒数が400名だったが、ここは
小4〜中3までの30名ほどである。
しかし音響システムはやっぱり先週と同じで、
CDデッキの音を直接、ワイヤレスマイクで拾うという
超絶技である。

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普通の「学校演劇鑑賞会」ってのは、それこそトラックに
道具や機材詰め込み、相当な予算も取って大掛かりに
するもんなんだけど、オレが受けてるのは完全に
「落語会」程度の予算である。なので照明も道具も一切なし、
少人数でほとんど身ひとつでやる内容である。
だいたい学校鑑賞会なんてのは老舗の新劇(死後だけど)とか、
やたら教条的で「演劇は面白くないです」キャンペーン張ってる
ようにしか思えんもんばっかしだしなあ。
俺も小学生の時、鑑賞会で見せられたのが「大阪城の虎」って
芝居で、「世の中にこんなおもんないものあるんか」と思っただけ
で、「演劇」に対するダメな先入観、植え付けられただけだったもんな。

だけど学校のセンセってのは、とりあえず子供には
「教育上しっかりしたもの」見せときゃいいってくらいの考えで
鑑賞団体選んじゃう。
子供はいい迷惑だよ。
今時の子供、「ウソ」見抜くセンス、鋭いんだから。

今回のうちのネタは、タイトルが「ダンスでGO!」。
”売れない漫才コンビ、「ダンス・ダンス・ダンス」は、
自分たちのネタにダンスを加えて漫才コンクールに
出場しようと、とあるダンスチームのレッスンに参加する。
そこで出会ったダンサーは、自分自身のオーディションを
控え、イライラ気味。事あるごとにお互いが対立し・・・”
という内容。

こちら、漫才コンビ”ダンス・ダンス・ダンス”役の
濱口&村上。本番前にネタ合わせ。

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芝居は40分ほどなんだけど、その前に20分、
ワークショップとして、劇中で踊るダンスの簡単な振付を
生徒たちに覚えてもらう。
芝居のクライマックスのオーディションシーンで、生徒たちにも
一緒に踊ってもらう演出にしているのだ。
とりあえず、このワークショップがいつも盛り上がる。

ただ私語厳禁でじっとマジメな芝居見せられるよりも、
ゲラゲラ笑いながら一緒に楽しんだ方が面白いに決まってる。

実際、生徒を一斉に立たせて踊らせたり、中の一人を舞台に
引っ張り上げたり、先生連れ出して踊らせたりしたら
大騒ぎになるし、ちょっと引っ込み思案だったり、自閉症気味
だったり、教室から出てウロウロしてそうな生徒だって
明るく必死で踊り出して、先生が驚いたりする。
ちょっとヤンチャそうな生徒でも、「キミにちょっとインタビュー
しましょう」つって、間違えたフリしてマイクで頭こづいてやる、
そういうベタなことしてやったら、それだけでめちゃくちゃ喜ぶもんな。

子供はねー。鋭いのよ。大人が決め付けるよりも、ずっと。

この長谷川小・中学校は、紹介文によると
「家庭的に厳しい環境におかれている生徒、
家庭環境に恵まれない児童らに対して
教育を行う学校」で、生徒たちは皆、寮生活である。
学校側からの依頼の中にも「作品中にも”家族”について
触れないで下さい」とあった。
実は、「ダンス・ダンス・ダンス」の漫才ネタの中に、当初

A「キミの家、大家族らしいな」
B「そうそう。お父さんの身長、5メートル」
A「そんなデカイ親おるかっ!!」

というのがあって、それは和歌山ではやったのだが、
長谷川小・中学校では

A「キミ、すごい彼女おるらしいな」
B「ええ、ものすごい女の子です」
A「どう凄いんや」
B「彼女、身長5メートル」
A「そんなデカイ女、おるかっ!!」

と、直前で変えたのである。

そんなの気にしなくってもいーじゃんかーと思いつつも。

ここの子達が一体、それぞれどういう「家庭的に厳しい環境」で、
どんなふうに「家庭的に恵まれない」のか、
まるっきり聞くこともしなかったんだけど。

みんな、一生懸命踊ってくれたし
芝居ではゲラゲラ笑って
さんざん、役者に声掛けてきて
そりゃーもー大盛り上がりだったよ。
全然、問題ない、すんごいいい子ちゃんばっかしよ。

濱口が又よせばいいのにアドリブで
「オレは・・マイケル・ジャクソンくらい踊れるように
なりたいんや!!」つったら、生徒たちが一斉に
「死んだで!!」ってさー。
いや、不謹慎なんだけどー。いいじゃん、こういうの。

なんだかんだで無事に終わらせて・・・。
控え室に帰ってみんな着替えてたら
先生が来られて「写真、お願いします!」。
もう、控え室の前に集まってくる集まってくる。

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「金、返せ!!」と詰め寄られる主催者・・・ではない。
みんな、握手攻め。

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中学1年生の女の子が来てくれて、
この子がなぜかやたらに泣きじゃくるんで
「なんで泣いてんの」って聞いたら
「楽しかったし、嬉しかったし、また来て欲しい・・・」
つって。

この子達、毎日毎日、ずっと学校と寮の間を
往復してるわけ。
ずっと、だって。ずっと。

いや、まー。
私も一応、人の親で。
いーかげんな浮き草稼業やっててー。
ハッキリ言って、「脚本家」なんか、あってもなくても
世の中どっちゃでもいい商売なんだ。
そーゆー人間が、仕事終わって子供に
こういうこと言われたらね。

一応、うちの子なんかはフラフラしてる親でも、
とりあえずは、いるんだから。
なんちゅうかね。
乱暴なこと言うけど。
大人なんかみんな、どうなったっていいんだよ。
死のうが踏み潰されようが、
大人なんか、どうだっていいんだ。
けど子供はー。
なんせ、どんな子でも
毎日笑って、機嫌よく過ごさせなきゃダメなんさ。

子供は、みんな笑って生かせてやってよ。
そんなうまくはいかないって、わかってんだけど・・・。

濱口、サイン攻め。


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サキ、サイン攻め。

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チョコ辰巳、サイン攻め。

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帰りのタクシー前に追っかけ小学生。
出待ちよ、デマチ。普段の公演で見たことねーわ。

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そんなこんなで。
久しぶりの学校公演、全部、無事終了。
また行けたらえーなと思います。
先生方、どうもありがとうございました。

また呼んでねー。

独演会で踊るシジフォス!

10月25日(日)、大阪・難波のワッハホールにて
『女流講談師・旭堂小二三独演会』が開催されます。
開演午後4時から。料金など詳細は後日に。

このイベントに、自作のオリジナル講談を提供いたします。
題して・・・
『新作講談〜踊るシジフォス!1615〜慶長二十年のやたけた踊り』。

2007年8月、大阪城野外音楽堂で上演、総勢40数名の
役者&ダンサーを舞台に乗せ、「1615年・大坂夏の陣」を
ベースに、東軍・徳川家康の謀略、西軍・真田幸村の
凛々しさ、そして豊臣秀頼&千姫の悲恋物語と、
燃え盛る大坂城をバックに、抵抗し踊り狂う大坂の民衆の姿とを
平行線で描いたこの芝居は、ラストの総踊り「やたけた踊り」で
1400名のお客様を総立ち(いや、半分くらいかな。半立ちだな。
下品ですね、すみません)にさせました。

この歴史スペクタクル作品を「究極の一人芝居」である
講談に仕立て直してドドーンとお送りいたします。
歴女の皆様、必見の作。たぶん。

さて・・・。どう作りましょうか・・・。やたけた踊り、どうやろうか・・。
踊り手、出しちゃおうか・・・講談なのに・・・。

本当は今年の夏に野外で再演するって話があったんだけど、
どうも下手に再演したら(つうか、させられたら)、シッチャカメッチャカに
されそうだったので、直前でキャンセルしたのです。
でも、この芝居のダイナミズムをお伝えするには、意外とこの
「講談」のスタイルがベストではないかと、期待しております。

個人的に楽しみです。
ご期待下さいませ。

ブログのコラボ企画〜中條健一編〜

元町駅前の行きつけ秘密基地喫茶店にて
吉本新喜劇の「緑のヤクザ」中條健一氏と密会打ち合わせ。
新喜劇では全身、緑のスーツだが
プライベートでも緑のコーディネイトは徹底してる。
携帯電話も緑。


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ちなみにライターも緑。名刺も緑。

本日は、昨年1月にNGK(なんばグランド花月)で
やった「中條健一・芸能生活20周年記念公演・
”チンピラ・エレジー”」の舞台DVDをご持参下さいました。
カバーも緑。サインも緑。


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中條氏と別れて、駅前のビジネスホテルに自主缶詰。
ほんとは今夜締め切りのホン、すぐ書かなきゃいかんのだけど、
とりあえず、持ってきたパソコンでさっそく映像を見ました。


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今あらためて見返すと、豪華な舞台でした。
面白かったっすよ。
なんせ新喜劇の内場座長&小籔座長も出て、
ほかにもオールスター総出演。
ゲストもアホの坂田師匠だったし。
客席にはイチローさんが座ってたもんな。
中條さんの人柄、人徳、ちゅうやつですな。
二時間で作ったはずの舞台が、
演者が乗りまくってアドリブかましまくったもんだから
結局2時間45分、やってた。

今日は、今や伝説化してる(らしい)芝居の
パート2をやるかやらぬかで話し合い。

吉本はー。すんごいユッタリした会社だからー。
イベントの舞台だって本番二ヶ月前に決まったりするしなー。
そのぶん、芝居の稽古は長くても1週間っす。

ま、やるかどうか決まったらまたご報告いたします。

今回はお互いのブログでコラボ企画してます。
中條さんのブログの方もリンクからご覧下さいませ。

・・・最近、You Tubeで、
1989年ごろに、司会・浪漫亭ロミオ(中條健一)、
構成・菱田信也で、京都のケーブルテレビで
生放送してた「Gujaマンジャ」と
いうバラエティ番組がアップされてる。
あんなの、誰がアップしたんだろ?
見てみたら、中條さん、若いよー。
オレもチラッと写ってるんだが。
見てみてなにが凄いって、時代を感じさせるんだが、
出てるやつら、みんなTシャツをジーパンに入れ込んでるんだ。

長いなあ、お付き合い。
今後もよろしくです。

180日間を30分で癒す

今年も残すところあと半年・・・。

神戸市民劇団ヴィンテージ「発表試演会」、無事終了しました。
6月1日に始まって、稽古が6回くらい。
それで団員5人が一人ずつ自作のオムニバス作って、
公演全体で2時間。
合間合間はMCで繋ぎましたが。

疲れたねー。疲れたよー。

バタバタしてたので写真も撮れませんでした。
なんで、ヴィンテージ試演会の模様は
劇団ブログでご覧ください。
記事掲載下さった神戸新聞さん、毎日新聞さんに感謝。
当日もいくつか取材の方がこられてました。ありがとうございました。
すでに10月24日に「プレ旗揚げ」公演を予定しております。
7月入ったら、すぐにその準備。劇団員も追加募集しているので
お問い合わせはアートシアターdBまで。

一応、10月公演の内容は昨日、公演終わってから考えました。
こういうことは速攻で・・・。

しかし眠い。なんせ眠い。
和歌山からほとんど休みなし、あんまりキツかったので
金曜の夜中にマッサージ行ったんだけど
「強くやってくだすわい!!」と頼んだら韓国人のマッサージ師さんが
リクエスト通り、渾身の技を駆使したもんだから
その夜はモミ返しで、うなされました。

今週はもう一本の学校公演が残ってるので、踏ん張らねば。

6月ももう終わりですね。
考えたら、よくいろいろ書いたよ、この半年。
けど、これでまだ折り返しですから・・・。

まだ後回しにしてる仕事、今日からドドッとかかります。

舞台関係は残り半年で4本の予定です。

しかしとりあえず、今日はこれからもう一度
30分ほど揉んでもらいに行ってきます。唯一の趣味なので・・。

180日間、シノいできた、ささやかなご褒美に。

紀州縦断一座の記録

6月19日。
神戸市川崎町の松方ホールでは
『再生の町』の「公開部局拡大折衝」シーン撮りの為、
400名のエキストラを動員してロケ敢行。

一方、神戸新聞朝刊には市民劇団ヴィンテージの記事が
掲載されましたとご報告いただき・・・

住んでる近所でワサワサと動きが続く中、
ワシら一行はワゴン車に乗り込んで午前5時に神戸を出発、一路、
和歌山県新宮市へ。本日は近畿大学付属新宮高校・中学校の
「芸術鑑賞会」。

前の晩はアートシアターdBで最後のリハを午後10時まで
やってた。役者五人は劇場管理の宿泊所に一泊、
ほとんど寝てないまま出発。和歌山まで片道5時間。

ほとんど休憩なしで突っ走り、午前9時半には
熊野川のそばの道の駅に到着。
まだ少し時間あるので、マイナスイオン爆発の地で一服。
寝てない割にはまだ元気。

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午前10時、学校着。
学校廊下にはこういう表示。

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午前11時、体育館舞台でリハーサル。
5人でやるにはややデカイ。しかもさすが前明かりが
ないもんで顔が暗くて見えない。
ありったけのピンスポを持ち出して、照らしまくる。

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見ていただきたい、怒涛の音響設備。
ピンマイクは4波あるんだが、
芝居のBGM出しは、CDデッキにワイヤレスマイク近付けて
音を拡大させるシステム。
行ってみて初めてわかる、これが学校公演の醍醐味。

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午後1時30分、400名の中学、高校生らとダンスワークショップ。
片っ端から目に付いた学生を舞台に引きずり上げ、即興でつけた振りで
ギャアギャア騒ぎながら20分。しまいに先生まで無理やり
舞台に上げた。
午後2時からは本編の芝居。ほぼキッカリ50分。

終演後、控え室の前まで「御礼」を言いに来てくれた学生君たち。
卓球の和歌山県大会で優勝したという子は、舞台にほとんど
自分で飛び上がってきて踊りまくってくれた。
おかげでどんだけ盛り上がったか。
こっちが御礼言いたいのに、こいつらいいやつらだ、
ガンガン集まってきてくれて、「ありがとうございました!!」。
芝居やってて、こういうのが一番嬉しい瞬間です。

近畿大学付属新宮高校、中学校。おう、ありがとう。
ここの生徒は、ほんといいやっちゃらの集まりでっせ。
いい学校でした。
記念撮影。

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午後4時に学校出て、
教頭先生が教えてくださった公営露天風呂で汗流し、
那智勝浦で刺身食って、帰路へ。
ナンバには午後11時30分、無事到着。

明日は夕方から市民劇団ヴィンテージのリハ。
そして日曜がいよいよ試演会。

来週の学校公演まで、バタバタが続きます。

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